<クズハ>
「ぼくは13歳
職業、兵士」
これ、昨日入荷した本のタイトルです。副題は、「あなたが戦争のある村で生まれたら」
11月24日にアムネスティインターナショナルの「スピーキングツアー」が金沢であるのですが、今年のゲストが 元こども兵士のウガンダ女性なので、その関連で発注しました。
表紙のうらに、
戦争のある村で生まれた私たちから
平和のなかにいるあなたへ
とありました。
店長は、「最初の数ページ読んだだけで、もうお腹いっぱいなんです」というので、「いっぱいになるのはお腹じゃないでしょうー」と突っ込みながら、ページを開いて、ああ確かにこれは もう すぐいっぱいいっぱいになる本だなあ・・・と・・
「これは天秤で測れない
苦しみのひとつ、を
教えてくれるすごく重い本なんだ。
いまの子どもたちに持てるだろうか?」
一青窃(ひととよう)の推薦文です。
スピーキングツアーには、いろんな人権侵害の実態を知ってほしい、と、世界中からゲストが来てくださいます。実は、あれは今から何年前になるのか、この講演会に聴衆で参加したことが、私の人生の分かれ道でした。
この講演会は、いつも、ほんとうにタフな講演会です。この世の中の 苦しいことのなかの まちがいなくトップレベルに苦しい、悲しい、人間がどうしてここまでつらい目にあうの?どうして人間はこんなに悪いことが出来るの?どうして世界はこんなふうに出来ているの?と考えずにいられないような体験談をお聞きします。
そして、なんでだろう、その、スピーカーが目の前で口をひらいてくれる、その口元と向き合っているうちに、みんな、その人の人生と自分の人生が、この場でほんのわずか交差していることを感じます。そのことが、自分の人生の幅を押し広げてくれたと みんな感じるのじゃないかしら。「高い山をあるくと わたしのこころも高くなり 深い谷をあるくと わたしの心も深くなる」そんな詩をどこかで聞きましたが、私にとってはそんな感じです。
「たとえそれがどんなに困難で恐ろしい問題だとしても、今の時代が抱えるこの絶望的な問題を、まず理解することが大切です。もし、若い世代の人びとが、この現状から目を背けず、何が起こっているのかをよく学び、理解したときはじめて、私たちになにができるか未来への希望がみえてくるのです。そのために大切なことがこの本には書かれています」
国連平和大使 ジェーン・グドールさんの推薦文の一部です。
スピーキングツアーは24日19時~20時45分
石川県立生涯学習センター(あいむ)2F ←県庁あとです
プレイベント「子ども兵士の背景を知るために」は
12日(土)19時~21時
女性センター 4Fコンベンションホールです。
お問い合わせは
http://www.incl.ne.jp/ktrs/ai21g/ai21index.htm
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行きたい!です。久しぶりに本当に聞きたいと思ってます…が、行けるかなあ?何とか仕事&子供たちを調整してみようかな~。
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ゲストのチャイナさん、きのう日本に到着されました。いよいよ全国ツアーの開始。いい思い出を作っていってほしいですね。ぜひお出かけください!