職業・兵士

<クズハ>

「ぼくは13歳 

職業、兵士」

これ、昨日入荷した本のタイトルです。副題は、「あなたが戦争のある村で生まれたら」

11月24日にアムネスティインターナショナルの「スピーキングツアー」が金沢であるのですが、今年のゲストが 元こども兵士のウガンダ女性なので、その関連で発注しました。

051109_1732~01.jpg

表紙のうらに、

戦争のある村で生まれた私たちから

平和のなかにいるあなたへ

とありました。

店長は、「最初の数ページ読んだだけで、もうお腹いっぱいなんです」というので、「いっぱいになるのはお腹じゃないでしょうー」と突っ込みながら、ページを開いて、ああ確かにこれは もう すぐいっぱいいっぱいになる本だなあ・・・と・・

「これは天秤で測れない

苦しみのひとつ、を

教えてくれるすごく重い本なんだ。

いまの子どもたちに持てるだろうか?」

一青窃(ひととよう)の推薦文です。

スピーキングツアーには、いろんな人権侵害の実態を知ってほしい、と、世界中からゲストが来てくださいます。実は、あれは今から何年前になるのか、この講演会に聴衆で参加したことが、私の人生の分かれ道でした。

この講演会は、いつも、ほんとうにタフな講演会です。この世の中の 苦しいことのなかの まちがいなくトップレベルに苦しい、悲しい、人間がどうしてここまでつらい目にあうの?どうして人間はこんなに悪いことが出来るの?どうして世界はこんなふうに出来ているの?と考えずにいられないような体験談をお聞きします。

そして、なんでだろう、その、スピーカーが目の前で口をひらいてくれる、その口元と向き合っているうちに、みんな、その人の人生と自分の人生が、この場でほんのわずか交差していることを感じます。そのことが、自分の人生の幅を押し広げてくれたと みんな感じるのじゃないかしら。「高い山をあるくと わたしのこころも高くなり 深い谷をあるくと わたしの心も深くなる」そんな詩をどこかで聞きましたが、私にとってはそんな感じです。

「たとえそれがどんなに困難で恐ろしい問題だとしても、今の時代が抱えるこの絶望的な問題を、まず理解することが大切です。もし、若い世代の人びとが、この現状から目を背けず、何が起こっているのかをよく学び、理解したときはじめて、私たちになにができるか未来への希望がみえてくるのです。そのために大切なことがこの本には書かれています」

国連平和大使 ジェーン・グドールさんの推薦文の一部です。

スピーキングツアーは24日19時~20時45分

石川県立生涯学習センター(あいむ)2F ←県庁あとです

プレイベント「子ども兵士の背景を知るために」は

12日(土)19時~21時

女性センター 4Fコンベンションホールです。

お問い合わせは

ai21g@sr.incl.ne.jp

http://www.incl.ne.jp/ktrs/ai21g/ai21index.htm

20年前

2 コメント

  1. SECRET: 0
    PASS:
     行きたい!です。久しぶりに本当に聞きたいと思ってます…が、行けるかなあ?何とか仕事&子供たちを調整してみようかな~。

  2. SECRET: 0
    PASS:
    ゲストのチャイナさん、きのう日本に到着されました。いよいよ全国ツアーの開始。いい思い出を作っていってほしいですね。ぜひお出かけください!

コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です