7/26(水) ジロロモーニのパスタ各種&オリーブオイルなどが 8%off

*追加情報
こんなものもやってきます!!!

・古代小麦スパゲティ・・・・本来の品種はカラダに負担がすくない?
・バルサミコ酢・・・・・・・スタッフ内では大好評、味が濃い!
・定番のパスタソース
・勉強会で好評だったワイン

も、お安くなります

 

オーガニックパスタなんて大体どれもスペック的には一緒じゃないの?

なーんて最近まで思っていた社長の小浦です。

 

社長、このパスタ是非取り扱って頂けませんか?

って売込みがあったのが去年の事

いやいや

パスタは今あるのでも充分いいモノなんで別に新しく取り扱う必要なんてないんで結構です。

って言ってたのですが・・・

作り手の話を聞いていると

あ、このパスタ、これ以上ないってくらい物凄くキチンとしたパスタだ。

って思っちゃったんですね。

(キチンとについては今から説明しますね。)

ということで

今回取り扱う事になった

イタリアのジーロ・ジロロモーニさんのパスタにまつわるお話です。

 

イタリアの北部に住む

ジーロ・ジロロモーニさんというオジサン(故人)は

ジロロモーニさん

 

パスタの本場イタリアで1974年(ほぼ50年前から)有機栽培を始め

イタリアに有機認証制度がなかった時代にも関わらず1977年には有志9人で有機農業者協会を立ち上げ

*イタリアに有機認証制度が出来たのは1980年代に入ってから

1997年には地中海有機協同組合という13000人もの農業生産法人が加盟する団体まで作っちゃうという

バリバリの活動家の有機農業者です。

そこまでやる人って

自分の作る物に対してのコダワリも半端なくて・・・

イタリアの山の中に自分たちの育てた有機栽培小麦やトマトからパスタやトマトソースを作る工場を建設しまして

どの工程でもオーガニックを貫いているという世界唯一のパスタメーカーにまでなってしまったのです。

*他からの原材料が一切入らない環境で自分たちが納得のいくパスタ諸々を作りたかったそうです。

一農業法人がここまでやるってとんでもなく凄い事です。

 

更にですね

イタリアで昔、食品にかかわる法律が改正される事があった時の話ですが

その中の一部に昔から食べられていた全粒粉100%のパスタはパスタと認めないっていう謎の法律改正があったそうで

(全粒粉90%だったらOKという謎の法律だったそうです。)

ジロロモーニさんは断固としてこれに異を唱え

イタリア政府相手に裁判を起こし法律を無効化させる事に成功したそうです。

本当に食の安心安全と地域の食文化と風景を残すために頑張ってこられた人の作ったパスタって

凄くキチンとしてると思いません?

(キチンとって言い方が正しいかは分かりませんが・・・。)

 

ここまで読んで、ま、すごいよね~とは思って頂けたとは思いますが

食べる方の健康面でのメリットもありまして

このパスタの乾燥方法が消化吸収がよい低温乾燥であるという事もとても大事なんです。

そもそも一般的に売られているパスタは

高温乾燥という短時間で乾燥が出来て誰が湯がいてもアルデンテになりやすい状態になる乾燥方法がとられています。

それって良い事じゃないの?って思いますよね

でもですね

高温乾燥したパスタは グルテンが変質し澱粉が老化澱粉という状態になり

胃腸での消化に大変時間がかかる上に小麦の甘味も感じられない健康にも味にもよろしくない物になってしまってます。

 

一方、低温乾燥パスタは73℃以下という低温でパスタの種類によって乾燥時間は変わりますが(9h~36h)かけて

じっくりと乾燥させる事により麦の風味を残した味わい深く薫り高い消化にも良い状態のパスタに仕上がります。

原料・製造工程・作り手の想いなどどれをとっても素晴らしい商品です

7/26(水)はそのジロロモーニパスタの試食販売を行いますので

ぜひお越しください。