「これなしでは人生がムリ」
お客様にそこまで言われる商品、
「パレスチナオリーブ」のオリーブオイル。
もうかなり昔ですが、日本在住のパレスチナ人の方が
ふらりとお店にやってきて
このオイルを買い、後日、
「これは、ほんものの、パレスチナのオリーブオイルだよ」と
とても嬉しそうに言いに来てくださいました。
パレスチナの方たちにとって、オリーブオイルとは
日本人にとっての 味噌・しょうゆ のようなものだそう。
とにかくなんにでもかけて使うのだそうです。
「日本で売ってるオリーブオイルには、???ってものが多かったから。
これは、大丈夫。ほんとうのオリーブオイルだ」
それを聞いてから、わたしも真似をして、
なんにでも使ってみました。
納豆にかけたり。
冷ややっこにキムチと合わせたり。
キャベツと人参とベーコンのスープにはかならず入れます。
じゃがいもをふかしてオイルとバジル。
切った里芋をオイルであえてからオーブンで焼くのはめちゃ簡単(皮はむかなくていいんです)。
最高においしかったのは
冷やしうどんにポン酢とオリーブオイルを合わせて
レタスや刻みのりを合わせてサラダうどんにして食べる方法。
急なお客さんといっしょにお昼を食べるときは
いつもコレにしてました。
とにかく、どんな料理も、ぐぐっとグレードアップする。
そんな「パレオリ」の
代表・皆川万葉さんが
NOPPOKUN 初登場!
仙台からやってきてくれます。
この日いちにち、皆川さんとお話しながら
8%オフでオイルを買っていただけます。
*****
学生時代にパレスチナと出会い、
以降、パレスチナに通い詰めて、
とうとう輸入業まで始めてしまった皆川さん。
***
みなさんは、
パレスチナと聞いて、何が思い浮かびますか?
「なんかずっと揉めてる」「テロリスト?」「ガザの空爆とか?」😢
そんなところに単身で通い詰めている皆川さんて
どんな方なんだろう?と思っていたのですが
お会いしてみたら、小柄で、ごくふつうの、優しくて穏やかな女性でした。
ここからはちょっとだけ
皆川さんに教えてもらった情報も入れて
パレスチナ プチ講座
👇
🌱・・・昔から土地が豊かで、多様な農作物が育つパレスチナ。
おもてなしが大好きなアラブ人たちが丁寧に暮らしてきた土地なんだそうです。
そこに「ユダヤ人の故郷を作る」と、ユダヤ人が移住開始。
イスラエル建国が宣言され、50年の間になんども武力行使があり、
パレスチナ人は住む場所と畑をつぶされ、
今は生活をがっつり制限されながら暮らしています。
🌱 たとえば、国の中にゲートがたくさんあり、
パレスチナ人がそこを通るときには許可がいります。
きょうだいの結婚式でも、危険な出産で一刻を争っていても、
ゲートの見張りの兵士の機嫌が悪ければ通してもらえません。
金沢ー野々市くらいの距離でも、自由に行き来できず、
通勤もたいへんで、日によっては炎天下に一日中待たされたり。しかも何の理由もなく😱
🌱 たまりかねた若者が石を投げただけでも、ものすごい報復攻撃を受け、
10代前半の少年ですら逮捕され行方不明になる日々。
そしてニュースには「パレスチナ側のテロ行為に対してイスラエルは・・・・」と出る。
ゲートにまつわる悲しい話の中で、私が忘れられないのは、
パレスチナ人のアイスクリーム工場から出荷されたアイスが、
長時間の留置きでエアコンが切れ、アイスがぜんぶ溶けてしまった話です。。。
だから、パレスチナ人の貧困はずっと大問題。
🌱そんなわけで、パレスチナ人が作って国外に輸出できるものなど何もない中、
ほぼ唯一なのが、上質のオリーブオイルの輸出なのです。
最初に書いた、オイルを買ってくれたパレスチナ人に
「日本の私たちがパレスチナの平和のために出来ることは?」と聞いた時、
彼は悲しい顔で「何もない」と言いました。
絶望はとても深い。長くそんな状況ですが・・・
そんな中でも、良い仕事をし、子どもたちを育て、
日々、より良く生きたい。
私たちと同じ思いで暮らしている人たちがいることを
このオイルのお買い物を通して感じていただければ。
*****
26日は、みなさんがどんなふうにオイルを使っているか
ぜひ教えてほしい!と皆川さん。
おうち使いの方法を、それぞれ、付箋に書いていただいて
どんどん貼りだしていこう!というアイディアが
出ています。
これにご協力くださった方には
オリーブオイルで作ったかわいいクッキーを
プレゼントしてくださるとか。
たのしそう!
みなさまのお越しをお待ちしております
(国際協力に興味のある若い方は
ぜひ皆川さんに会いに来てくださいね)
(む)