<ぐっち>
ワールドフェアトレードデイ企画、
【おいしいコーヒーの淹れ方教室】、無事に終わりました!
先生の、ecole尾塩さん
ご参加いただきましたみなさん、ありがとうございました!
コーヒー教室は初めての企画だったので、ご不便なこともたくさんあったかと思います。でも、みなさん、とても協力的で、本当に感謝感謝の1日でした。
中央でお話される、尾塩真澄美さん。
左側の、すてきな背中が尾塩良明さん。
真澄美さんがおしゃべり担当、良明さんが実演担当。
真澄美さんの、弾丸トークがスタートから炸裂中!!
ムクムクムク・・・
コーヒーが盛り上がってきました。
使い込んである、銅製の細口ポットがすてきです。
みなさん、食い入るように見つめます。
最初にデキャンタに落ちる1滴に、どれだけ時間をかけられるかが、おいしさの秘訣なんですって。 しかも、その色は、ふかーい黒色がいいそう。 ほぉぉ
淹れ方レクチャーの後は、アルカフェに移動して、お話タイム。
ここでも、真澄美さんトーク炸裂!
コーヒー発祥の地といわれる、アフリカ、エチオピア。アルでも人気の、”モカ・イルガチェフ”コーヒーもエチオピア産です。
上質なコーヒー豆が多く採れるのに、その対価はあまりにも乏しい。コーヒー豆1㎏、約40円の売値。家族を養えないので、コーヒー農家にならない若者。
豆の選別に、1日8時間も汗を流し、受け取る賃金はたったの0,5ドルの女性たち。
いったい誰が、もうけているんでしょうか?
コーヒーの価格は、ニューヨークとロンドンの先物相場で決められています。その市場に大きな影響力を与えている多国籍企業が、自分達の利益を優先し生産現場のことなんておかまいなし。
農作物の売り買いなのに、現場とはまったく無縁の場所、人によって価格が決められるなんて、ほんっとーにおかしな話です。
消費者が何を選ぶか、何を買うかが、エチオピアの農家に繋がっている。
安いとか、美味しいとか、”買う”という行為のポイントはいろいろあると思いますが、その中に、”つくり手の生活”っていうのが、もっと加われば、世界は少し変わるはず・・・と改めて思った1日でした。