＜クズハ＞

今日は月に一度の「バナナの日」

フィリピンから届くバランゴンバナナを、フェアトレードくらぶのメンバーや、趣旨に賛同する協力者のみなさんと仕分けして配達する日です。

今日は、みんなの都合がうまく合って、たくさんの参加者があり、仕分けがさっさと終わったので、差し入れの梨をつまみながらたくさんおしゃべりをしました。

選挙の結果をなげく人、あんまり興味ないという人、小選挙区制度ってつまんないねという人、それぞれ。

うちの商品の生産者さんたちは、どう思ってるんだろう？

小泉さんたちが主張する「改革」は、新自由主義っていわれてます、アメリカ式の競争主義、っていえば一番イメージがあうのでしょうか？

フェアトレードの生産者さんには、その新自由主義の犠牲になってきた人たちがたくさんいるから、その人たちに聞いてみたら、いろんな声があるだろうなー。聞いてみたいなー。

世界の「負け組」になるって、どういうことか　知ってますか？と、きっと聞かれるだろうな。日本はまだまだ、とってもいい国だよ、どうしていいところを捨てちゃうの？と不思議がられるだろうな。

フィリピンで、施設の子どもたちと過ごしていたときに、「登校拒否ってないの？」と聞いてみたら、「学校に行けることがどれだけラッキーか皆よく知っているから。親もいないのに、学校を卒業できなかったら、その先どうなるか、生死の問題だから、必死になって学校にいくよ」といわれた。その意味，いま考えてみると前よりよくわかる気がする。そんだけ日本（の私のまわり）も荒れてきたってことかな？

書いていてだんだん思い出してきた・・・悲観するのはまだまだはやい・・・自分の目で見てきたカルカッタやバンコクやタイの辺境、フィリピンのスラムや山岳地、どこも本当にものすごくひどかった。あの「負け」かたのなかにも、まだまだ希望もあった。

勝ち負けでなくて一緒に生きていける世界のために。今ここで出来ること、たくさんありますよね。さあ、いよいよリニューアルオープンまで一週間です。