<ぐっち>
本当は彼らの誇りであるべき農作物コーヒー。その価格を先物市場がどんどん叩いていく。自国では作れないのだから正当な価格を払うべきなのに。
農家の人たちがコーヒーを作れば作るほど、貧しくなっていく構図。
でも、この映画では協同組合を作って、農家が価格の決定に関ろうとしています。「飲んでもらえれば分かる」と見本をもって海外へも出向いて、新しい取引先を見つけようとしています
そしてそれに応えるように、先物市場とは決別し、生産者から直接良質の豆を適正な価格で購入し始めているヨーロッパの企業もあります。もっともっとこの動きが広まりますように。
でも、やはりコーヒーの価格を適正に決める国際団体が必要だと感じます。コーヒーの価格が安定すれば、農家の人たちも安心してコーヒーを作れる。それを輸出することで、彼らが、彼らの国が自立できるようになります。
本当はみんな、自分たちで働いて稼いだお金で、暮らしていきたいんだ、好きで援助物資を受けているわけじゃないんだ、と改めて思いました。
生産者と消費者の距離は、できるだけ短いほうがいい。
自分が手にしているものを作った人のことを想像できる、そんなお買い物をしたいと改めて思いました。フェアトレードコーヒーを教えてくれた、大切な友人に感謝です。
Hさん 女性
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