<クズハ>
今日来てくれたKくんと、せっせと床張りをしていたら、「むーさん、むーさん!見てみて!!」とスタッフのぐっちが天井を指差す。見ると、おおおお!私たちが柿渋で色をつけた梁が一本、大工さんの手によって天井に 今まさにつけられようとしている!
材料を探し、色をあれこれとさんざん悩んで調合し、3度重ねて塗り、みがいた梁が。。。感涙。見た目はただの黒い梁、でも世界中でここだけの、私たちの梁でございます。
普段、「手仕事による自立を応援!」を合言葉に、フェアトレードの手作り品を売っている私たちですが、小売というのは品物を横に流すのが仕事。自分たちの手を実際にモノづくりのために動かすことは少ないです。生産者さんって、こんなふうに、自分の力を注ぎ込んだ作品に、満足したり、がっかりしたり、するんだろうなあ。
店は、自分たちで出来るところは自分たちで、無理なところは大工さんに、とお願いしていますが、手間はかかるけどこういう形にしてよかったな、と思っています。・・・・としんみりしているバアイではない!明日、明後日で 何が何でも床を張るぞ。あと杉板80枚・・・くらくら。
カテゴリー: 店の改装
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>生産者さんって、こんなふうに、自分の力を注ぎ込んだ作品に、満足したり、がっかりしたり、するんだろうなあ。
僕もマンガの出来が良いと一人満足感に浸っているし(笑)、
「楽しんでます」なんて声が聞こえてきたら俄然次回作への
意欲のわき方も変わってきます。
逆にどんだけほめられても自分が納得できない絵や構成にしか
ならなかったら一から描き直したくなります(^^;)