尾崎さんと一枚板

昨日(月曜日)は、白山市水島にある、尾崎建具店にいっていました。テーブルやベンチに使う板を探しに。尾崎さんも、これまた寡黙な職人タイプ・・・木にかける愛情は、ふつうでないようで、私たちが「いい相の木ですねええ」と騒ぐ様子に喜んでくれ、あれもこれもと披露してくださいます。そのコレクションのすごいこと。もう国内では見つからないだろうといわれるような立派な樫の板は、拝みたくなるくらいのものでした。
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好きでやっている仕事っていいなあ。
テーブルにする大きな板と、ベンチ、トイレの棚板、そしてレジカウンター用の板などを、前回とあわせると3時間ほどかけて探しました。尾崎さん、付き合っていただいてありがとうございました!カウンターの板と、ベンチの板は、もともと同じ丸太から挽いたもので、「兄弟」ともどもうちの店にくることになるのです。なんか嬉しい。直接買わせていただくことで、ストーリーが広がりますね。どこに生えていたのか。どんな森にいたのか、何年生きていたのか、どんな人生(木生)だったのか、想像は広がります。
ちなみに、無垢の一枚板は、仕上がったものを買うと高価なものですが、ここでは原材料だけ譲っていただき、あとは私たちでサンドペーパーをかけて仕上げることにしています。どこまでやれるかな?
店に帰ったら、柱が立っていました。今週末はいよいよ、床を全面、杉板で張ります。これは楽しい作業なので、やってみたい方はどうぞご連絡の上お越しください。金曜と土曜を予定しています。
20年前

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