金沢市のおとなり野々市市で、オーガニック&フェアトレードの店「コミュニティトレードアル」をやっている、小浦むつみです。
ネパールに行っていた、スタッフの麻里子さんとわかちゃんが、
戻ってきました!
わたし、けっこう心配性で、
行きの飛行機が無事に飛んだか、
向こうでお迎えの人とちゃんと会えたかと
心配していて、
予定の時刻になっても連絡がこないので、
宿泊予定の宿に電話までしてしまいました。
「ドライバーが迎えに行ってるけど、遅れてるね」
「なんで遅れてるんでしょう?」
「さあ、遅れてるからじゃない?」みたいなやりとりをして
もう泣きそうになり・・
結局、飛行機の都合で、
ほんの一時間半くらい遅れてただけだったんですが。
滞在中は、生産者団体のみなさんと、とても仲良くしてもらったようで、
「お別れが寂しい」と、わかちゃん。
「素晴らしき日々でした」とマリさん。
この笑顔!
心を開いて接してくださり、ありがとう!
朝起きてすぐに、商品の山と格闘。
寝癖のままで〜〜
なにやらお土産ももらってきましたよ・・・
みんなにお話ししたいことが山ほどある、と、
麻里さんわかちゃんが言っております。
聴きますとも!
これからゆっくり聴きますとも!
あのネパール大地震から一年。
限られた条件の中で
お洋服を作り続けている彼女たち。
それで来季は種類が限られてしまう団体もあり、
どう売っていくか、ここは私たち小売店の頑張りどころ。
さて、わかちゃんは、帰りの便で
中国での乗り継ぎに間に合わず、たいへんな目に。
余分な現金を持っていなくて、
「新しいチケットが買えません」と
夜遅くに泣きながら電話がかかってきたときには
どうやって成都まで迎えに行こうか?とか
ほんとうに焦りました。
いろいろあって、なんとかチケットを買うことが出来て
無事に帰ってきてくれました。
中国の空港では、Wi-fiが弱くてネットが使いづらいこともあるけど
そもそも、facebookが使えないそうなんです。
(聞くところによるとgoogle検索も出来ないとか?)
それで、メッセンジャーでの連絡がとれなくて、
私の心配に拍車がかかり、困りました。
中国の方達の生きづらさを思うと
悲しくなります。
中国の政府は、なんの権利があって
自由な世界へのアクセスを阻むんでしょうか。
押さえこめるはずもないものを、力づくで押さえつけてる。
思い出します。28年前!
初めての海外旅行で中国に行った時のこと。
まだ、な〜〜〜〜んにもない国だった。
あの直後、天安門事件がおきて
自由を求める中国市民の声は圧殺されてしまった。
こういう政府だと知りつつ、
「市場が大きいから」っていう理由で
経済的にどんどんお付き合いを広げてきた私たち日本。
北京オリンピオックが決まった時にも、とくに意義も唱えずに
喜んで参加してきたし。
自由にネットにアクセスしたい!
たったそれだけのこともかなわないモンスターな国に
長いこと手を貸してきてしまったとも言える。
(今になって「中国が脅威だ」って声が大きくなって
軍事力で対抗するーってなってるけども。
もっとずっと前から、日本として、この圧政になにか強く言えていたらよかったのに、と
思ってしまいます。)
話はそれましたが!
いつか、中国人のみなさんが
のびのびとSNSを使える日が来ますように。
マリさんとわかちゃんのネパールのお土産話は
5月14日〜22日の
THE TRUE COSTアンコール上映の会でも
ちょこっとお話しさせてもらいます!
・・・・そうなんです、大反響につき、アンコール上映決まりました。
https://www.facebook.com/events/1018333184920845/
1日2回上映です!必ずご予約お願いしますね。