3月11日 皆様からの募金のお渡し先 ご報告

<むつみ>
3月11日。今日はスタッフ一同、黙祷から始めました。

この3年間のあいだに、アルでたくさんのご寄付をお預かりしました。
お送りした先を、一部ですがご紹介します。

<<つながりぬくもり プロジェクト>>
124,866円

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3.11直後から、避難所に薪ボイラーや太陽熱温水器を届けていたプロジェクト。 避難所でお湯が使えるなんて!と感激されたそうです。

今は、福島県の障がい者施設仮設住宅にソーラーパネルや温水器を設置したりして自然エネルギーによる被災地支援をしています。(全国から9千万円が集まり、232件の支援がされています)

元に戻すだけではなく、今までよりも環境にいい暮らしをしたいという願いに寄り添うプロジェクト。 アルでは、階段の踊り場に、ミニミニ古本コーナーを常設。古本と引き換えにカンパを集めて全てこのプロジェクトに送っています。

(つながりぬくもりプロジェクト東北 022-723-1390)

 

<<バナナ募金>>

100,000円

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毎月アルにフィリピンの無農薬のバランゴンバナナを届けてくれるオルタートレードジャパンの方々。 フィリピンの生産者の方々からバナナを送って被災地を支援したいという声が届き200人を超える生産者たちそれぞれが持ち寄ったバナナの総重量はなんと3トン!!

「日本の皆さんが今までバナナを買ってくれた恩返しをしたい!」という思いと共に届いた支援バナナは、宮城、福島、岩手にある中学校や幼稚園、避難所、介護施設、仮設住宅に配られました。

アルでは、毎月「手渡しバナナくらぶ」の収益の10%を積み立てていますがそこから2012年10月に10万円の募金をしました。(1000円の募金で約13人のおやつになるそう)

2013年9月には、来日したバナナ生産者たちが福島の保育園を訪問。 おいしそうにバナナを食べる子供たちの様子をみて「頑張っておいしいバナナをつくらなきゃ!」と生産者の方のモチベーションも上がったようです。

(特定非営利活動法人apla 03-5273-8160)
<<ふくしま・かなざわ キッズ交流キャンプ>>

50,000+α (お預かりした募金箱ごとお渡しした分は、金額がわからず、すみません!!)

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福島第一原発事故の影響で、野外活動を制限されている福島の子どもたち。 外で思いっきり遊ぶという子どもの特権を思う存分してほしい。そして、それを石川の子どもたちも巻きこんで、ふくしま・かなざわの交流の場となり、新しい友達としての絆が未来を切り開いていく力のひとつになればとの思いで、2012年から毎年キャンプを行っています。

年に1,2度でも放射線量の高い地域から離れることは、影響を受けやすい子どもたちのガンの発症を抑える効果があると言われています。 もちろん、保養が1番の目的ですが、初めて出会う子どもたちの心の交流、主催者のみなさんの、プロではないからこその本気で向き合う姿勢。その人間模様が忘れられない思い出になり、ふくしまをグッと身近に感じさせてくれています。

2012年、郡山から参加したコースケくんのキャンプ最後の日の忘れられない一言。 「ぼくは一人っ子なので、リョースケとしょっちゅうケンカできて嬉しかったです。明日から、さびしい…。」 今年、2014年春もキャンプ開催予定です。

(ふくしま・かなざわキッズ交流実行委員会 090-2034-2963(代表 マスノ))

 

<<<フィリピン台風被害>>>

129,955円

フィリピン

台風被害にあったバナナ生産者さんには、毎月バナナの仕分け・配達をしてくださるボランティアの方々のお働きの分を積み立てた「フェアトレードくらぶ」会計から10万円を即送金することが出来ました。 大切なバナナの木の80%が倒れてしまった農家さんもいます。また以前のように村で家族と暮らせるようになりますように。

さらに店頭でいただいた2万円を、85/85clubsというマニラの団体に寄付しました(写真)。こちらは、マニラの元ストリートチルドレンが集まって作ったという団体。 路上でゴミ扱いされて暮らしていた子どもたちが、今、お互いを助け合い、さらに台風被災者の支援にも乗り出しているということで今後も注目していきます。

他にも、震災直後の炊き出しの材料にしていただくなど、たくさんの団体に寄付をしました。
皆様、アルを信じて預けてくださり、ありがとうございます。

11年前

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