タイ・夢を織る家

<クズハ>

 25日、クリスマスフェアとデザート祭りが終了。皆様ありがとうございました。

今年は、男性が、恋人のために選ぶ「本命ギフト」のお買い上げが例年になく多かったと店長の分析。「うれしいですねえ!」

小麦の無農薬栽培をしている「金沢農業」でお仕事している「オーミッちゃん」がご来店。

金沢農業の井村さんがブログをはじめたよ、と教えてもらう。

ちょっとのぞいてみましたが、とても勉強になるブログでした。

http://k-daichi.cocolog-nifty.com/

店でも、井村さんの小麦にお世話になっています。

 26日、定休日でしたが荷物が届きました。

タイの「夢を織る家」からの洋服と小物たち。

 身寄りのない子どもたちを何十人も引き取って育てているご夫婦が運営している施設で、草木染や縫製をしているのですが、なんとも言えない、夢のある服を作ってくれます。

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代表のナートさんが、鳥越のフリースクール「ワンネススクール」にいらしたときに、

お話会の通訳をする人がいないからといわれて、私が伺って、お会いしました。

通訳がとーーーっても難しくて・・・

cozmic loveを信じて、自由な気持ちで生きること・・・

surrender,全てをゆだねて生きること・・・

そんなことを繰り返し繰り返しおっしゃいました。

cozmic loveは、「宇宙の大いなる愛」とかなんとか訳しました。

でも実際にそれに触れたことのない私にはお話を訳しきるのが難しくて難しくて・・

子どもたちの話をしてくださいとリクエストされて、ナートさんが、

重い感染症にかかった子どもを引き取ったときの話をしてくれました。

触れるときには必ずビニールの手袋をして、と医者に言われていたが、

わが子に触れるのに手袋をしたいと思う親はいない、

私たちは素手で、一日に何度も抱きしめて介護した、

余命わずかといわれていた子どもだったが

今はとても元気だ、という話をしてくれました。

その子どもさんの写真を見せてくれて、

「きれいな目をしているでしょう?

この子も、children of tomorrow だよね」

と言われました。

「明日の子ども」・・・・・ってなんだろう?と戸惑いながら通訳していましたが

お話の最後のほうになって、やっと、

「明日を生きる子ども」という意味なんだなとわかりました。

子どもたちの可能性を信じ切っているナートさんの

どこまでも落ち着いた雰囲気、

いまでも思い出すと不思議なきもちになります。はい。

ナートさんは通訳のお礼にと、草木染のショールと絵葉書をくれました。

ショールは、やさしい風合いがとても素敵で、

その後の商品のお取引につながりました。

タイの山間にあるナートさんの施設の周辺に住む貧困層の住民と協力して、

草木染や織り、縫製をした商品たちです。

絵葉書には、

be with cozmic love,とサインされていて、

トイレに貼ったので、一日に何度も見ては「宇宙の愛か~」と考えてます。

20年前

2 コメント

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    いつも楽しく拝見させていただいています。クズハさんのお話は深くて、温かいです。駅前の偶然!とても嬉しかったです。おこちゃまの成長には目をみはりますね~。また、お店にも寄らせてください。

  2. SECRET: 0
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    Ms. Mashalioさま ブログ拝見!ダーリンのブログですね。すてきだわー おじいちゃんの話・・・私もいまのうちに、聞けることを聞いておきたいと思うんですよ。正月はチャンスなんだけど、なかなか切り出す勇気がなくて。

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