セーター

<クズハ>

お客様で子育て仲間のお友達から、「ベランダって、そろそろ(寒くなって)使えんくなるよね。サンルームみたいにしてくれたら助かるなあ」と言われました。「あのスペースがないと、食べにこれないんだよね」。そうそう・・・小さい子がいると、そうなんだよね~ 普通のお店には、なかなか入れないんだよね。子どもが走ったりするもんだから。・・・あそこをサンルームみたいにするには、どうすれば?・・・・考えます・・・・・・・・

「ニットフェア」のことを考えていて思い出したことがひとつ。

何年も前、入荷したセーターを検品していたら、セーターの袋から鈎針がぽろり。

・・・・・・・・・・・・・・おおお。この鈎針で、このセーターを編んだ人は、どんな人なんだろう?・・・遠くネパールからやってきた、グレーの鈎針一本。うっかりとセーターについてきてしまった鈎針一本。

この地球のどこかに、このセーターを編んだ人がいる。そんな当たり前のことを、普段はついつい忘れてしまっています。毎日服に袖を通すときに、その服を作った人に感謝したり、その仕事に思いをはせることができたなら、暮らしはまた少し違ったものになるかもしれませんね。

手編みのニットは、最近ではほんとうに少なくなってしまったみたいです。手編みのよさは、なんといっても、機械編みに比べて網目に弾力があり、空気の溜まる層が多いこと。その分、あったまったり、風通しがよくなったりと、体温調節がしやすいのです。

何も考えずに素直に編んだときには 素直な網目になり、心配事があったりするとひっつめた網目になってしまったり、心が反映されやすいものですよね。逆に、つらいことがあっても黙々と編んでいるといつのまにか癒されていくという経験をされた方も多いはず。手仕事の不思議が、一枚のセーターにはたくさんつまっていますね。

20年前

3 コメント

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    今日初カフェ体験させて頂きました。お久しぶりにクズハさんともお会いできてとても嬉しかったです。
    ランチ!想像以上においしかったですぅ~。家の近所にあったらかなり危険!とご一緒したSさんと話していました。また寄らせていただきます。ナナさんにお願いしたスカート
    出来たらでいいですので、とお伝え下さい。

  2. SECRET: 0
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    こちらこそお会いできてよかった~!なんならこのへんにお引越ししてくださっても(笑)なるだけ多くの方の「生活必需品」になるのが理想なのです。。。スカートの件了解しました、ありがとうございます。

  3. SECRET: 0
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    農家のガラスハウスか、ビニルハウスみたいにするんですかねえ・・・
    あれは太陽が出たらすぐ暖かくなりますな。
    冬場はやはり二重三重の雨戸かな?
    クズハさん復活おめでとうございます!

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