受験生の親として出会ったグッズ&ツールのご紹介

<むつみ>

野々市市のフェアトレード&オーガニックショップ、アル 代表のむつみです。

娘が高校受験を控えていますが
私も新店舗の準備があるので
受験のことは自分でガンバレ・・・・・と思ってた、はずが、

なぜなのか?めっちゃ巻き込まれてる?
けっこう一緒に悩んだり、忙しくしてます。

 

せっかくなのであれこれ書き留めておきます!
記念に。

来年読んだら笑えるかなーって、楽しみに。

 

もともと勉強はあまりしない子で、

テストの前にものんびりしてばかり。

なのに志望校を聞かれると相当な進学校を言う!

 

その志望校で、今の状態じゃあ、あとから大変だから

少しずつでもコツコツやっていこうねと

どれだけ声をかけ続けてきたことか。

そして、それに応えない娘に腹を立てて

どれだけ言い争いをしたことか!

 

(いまになってわかることは、

1〜2年生の間にいくら現実に気づかせようとしても

時間と気力の無駄だったなあー。ってこと。

先輩ママに教わったことには、

どんな呑気な態度で志望校を言ってきても

「そうなのね」とニッコリ笑顔で聞き流しておけばよかったらしい。

自分で気がつくまでは、どちらにしても、どうしようもない・・・)

 

さて、3年生の夏休みになってようやく、

自分の置かれている状況に気づいた娘、

猛勉強を始めました。

そうとう頑張ったけど、点数はついてこなくて。

むしろ下がっていく。

 

「こんなに頑張っているのにどうしてダメなの」と嘆く娘に、

なにか掛けてあげる言葉がないかと思ってた時に出会った本

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これを読んで、ハタと思い当たることが山ほどありました。

 

例えば、1~2年生の間、ぜんぜん勉強しない娘に、声をかけても反応が悪いので、

「もうお母さんは何も言わないよ。

自分の人生なんだから自分で考えればいい」と話すと

いつも涙を流して「そんなこと言わないで!」と逆ギレされた。

それならばと、その後も私が、勉強のことで声をかけたりすると

それはすごく嫌がる・・・・

 

もう、どっちなの?

勉強、したくないならしなければいいじゃん!

そんな高い目標を言ってこないで!

(そんな目標あるならなんかしてあげなきゃ。。って、焦ってしまうから!)

って、ずっと、悩んでました。

この本を読むと、我が娘は「そういうタイプ」

 

「もう知らない!」とか「自分で考えなさい!」と言われることが極端に嫌なタイプ(笑)

自分一人では出来ないことにも、そっと寄り添って欲しいタイプ。

そういえば。。。と、今までの15年間を振り返ると

思い当たることがいろいろある・・・

 

本人がどうしてもというので2年の夏休みにフィリピンに語学留学させたとき、

私がマニラまで送って行ったんですが、

空港でもレストランでもモジモジして、全然積極的に行かない。しゃべらない。

 

あなたがすごく行きたいというから、こんな大金かけて来たのに

なんなのその態度は!失敗してもいいから自分で話しなさい!と、激怒した私。

娘はほろほろ泣いてた。

 

この本を読むと、最初の一歩は、どうしても、自分では出られないタイプで、

無理に一人でやらせようとしても孤独感を強めるだけだと・・・

 

私の目には、大金払ってあげたのに本人がまるでやる気を見せないように見えていたんですが、実際には、初めてのことにどうしていいかビビりまくっていただけ、なのかも。

(小さいときから「しっかりしてるね!」と言われ続けた娘なので、まさかそんな面があるとは思わなかったんですよ・・・)

 

他にも、「ご褒美は効かない。罰には反応する」タイプである、とか。

 

なるほどな〜〜だから今まで、ご褒美で励まそうとしてもぜんぜんダメで

やる気ないんだなと私に思われて、すれ違ってたんだな、と

納得することが多かったです。

ちなみに、2つ下の長男は、また全く別のタイプ。

「罰には反応しない、ご褒美にはつられるタイプ」

なので、この本を読んでからは

「期末試験で頑張ったら、今厳しく制限されている iPad を、家では自由に使っていい」

としてみたところ、

ものすごく頑張って、目標達成してきましたw

 

そして、その結果も、
「大騒ぎして褒められるのが嫌なタイプ」、とのことなので

さらっと、「ふーん、がんばったじ〜」くらいにしておきました。

 

1学期、2学期と、勉強はぜんぜんやる気になってなくて

私も放っておいたのですが、

今回がんばって結果が出たことが快感だったらしく

「大学、進学したいから。よろしく」と

早くも宣誓されました。

ちょっと前まで、進路なんてどうでもいい、わからん・・・と言っていたのに。

 

こんなふうに、その子に合った声かけを、親が心得ていれば、

または、子どもに合った声掛けがわからなくても、

「人にはいろんなタイプがある。

無理に、短所を直そうとしても、無理」

ということがわかっていれば、

少しラクに生きられるんじゃないかなと

今の私は思ってます。

 

あれ?この本一冊のことで随分長く書きました。

疲れちゃったので、続きはまた・・

明日もまた早起きして娘と百マス計算です!
(注・本に、診断テストがついていて、9タイプのうちどれなのかがわかるようになっています。

ウェブサイトにも、簡易版の診断テストがあって、タイプが出てくるようになってるんですが、
http://apps.amwbooks.asciimw.jp/9t/pro/

これはあんまりおすすめしない。

簡易版のテストで、9つのうちからひとつを「あなたのタイプ」として表示してくるんですが、

実際の、紙のテストでは、複数のタイプが候補として上がってくるんです。一点差とかで。

そのなかから、参考になるものをひろってくるのが、一番良いと思う。

もちろん、一番大事なのは、

どう診断されたかに関わらず

目の前の相手をよーーくみて、受け入れて、よく考えることだと思いますけどね~~~

でも大きな助けになりました。

自分自身の取扱説明書としても使える一冊かも。

7年前

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