その1 空港着編 はこちら
その2 両替編 はこちら
その3 パタン散策編 はこちら
その4 タメル散策編 はこちら
その5 サナお仕事編 はこちら
その6 お食事編 はこちら
その7 わか、結婚式へ行く編 はこちら
その8 マハグチへ向かう編 はこちら
その9 マハグチのお仕事・アニタさん家編 はこちら
マリコのネパール旅日記<エピソード・1>
ネパール2日目 4月26日
人間の腹時計とはすごいもので、ネパール時間の3:00くらいに一度目が覚めました。
日本でいったら6:00くらい。さすがに二度寝しました。
6:00すぎに本格的に目が覚めて、日記を書こうと思ったけど結局ベッドでだらだら。
なぜかダブルベットだったので(笑)、すぐ隣ではマリさんが紙媒体で絵日記を書いていました。マリさん早起き。
犬の鳴き声、鳥の鳴き声、
すぐ隣の建物に住む人たちの話し声、
ほどよく涼しい気温、
差し込む朝日…
ちょっとまて!こんなに幸せな時間があるだろうか?
ゆったりと何をするでもない時間って久しぶりな気がしました。
7:00、ホテルの人がわざわざ部屋まできてくれ、
朝食は7:00から準備できるからいつでもきてねとわざわざ親切に伝えてくれました。
というわけで、朝食のために一階に降りるわたしたち。
フロントの前を通り外に出て、すぐ隣にあるお庭のようなところへ。
朝食の客は私達だけで、自然がいっぱいの庭でご飯を食べました。
なんとも豪華な朝食。
バターは日本のものより舌に残る感じだけどおいしかったです。無塩。
ピーナッツバターはクランチ入り。
白いのは、チウラという穀物を潰したものが入ったミルク粥のようなもの。
すっごく甘くて、タロ芋か何かが入っているのか粘っていて、ココナッツミルク味でした。
朝食後、散歩をすることに。
このときもダルバール広場でぼーっと。
三本足の野良犬が元気に私たちのあとをついてきていました。
みてこの顔!かわいい〜〜〜。。
ネパールって、ほんとうに犬がそこらじゅうにいるんです。
だけど皆邪険にもせず、干渉もせず、ただそこに存在するって感じ。すてき。
この日はついに、
シサム工房の人見さん(以下トモさん)と、生産者団体サナハスタカラの代表ロジーナさんとお会いする日。
流れはこんな ↓ 感じ。
トモさんが17:00ごろネパールに到着してロジーナさんと合流、
わたしとマリさんが泊まっていたホテルで18:00ごろ待ち合わせ。ということになっていました。
といっても、それまでは実質フリータイム。
まだまだ1日は長いので、タメル地区にいくことにしました。
タメル地区は、パタンから7kmほど北に向かったところで、観光客やバックパッカーが多く、とっても栄えている場所。
以前アルで新婚旅行世界一周のお話会をしてもらった、
アルの元スタッフ”だまちゃん”とその旦那さまが住んでいたところでもあるのです。
ホテルのイケメンフロントお兄さんにタクシーを手配してもらって、適正な値段で移動できました。
降りてみると……も の す ご い 人 人 人 !!!
パタンなんて比じゃないです。
タメル地区の方がカジュアルな格好をしている人が多かったような気がします。
さすがネパールの最大産業が観光なだけあって、お土産屋さん、Tシャツやさん、お茶の葉屋さん、トレッキンググッズ屋さんなど
ぎゅうぎゅうにお店が並んでいました。
何屋さんかわからないおばさんと、ここでも野良犬。犬は寝てるだけです。
なぜか入れ歯屋さんがたくさん並んだ通りもありました。
ネパールの「ダルバール広場」といえば、タメル地区にあるダルバール広場の方が有名。
というわけでこちらの方にも行ってみたのですが、なにせ暑くて、暑くて暑くて。
バテてしまってあまり堪能できませんでした。
そんな暑さだったため、チャチャカフェという洋食屋さんで飲んだアイスコーヒーが本当に美味しかった(美味しく感じた)…。
とにかくタメル地区では人やお店の多さ、暑さ、ごちゃごちゃ加減に圧倒され、早々に疲れてしまいました。
ダルバール広場は、地震の影響がところどころに見受けられました。
がれきが建物のそばに山積みになっています。あとつっかえ棒をたくさん見ました。
あ、そうそう!
この日は、マリさんがネパール行きの飛行機のなかで隣同士仲良くなったネパール人のシャラドさんという方とランチをすることになりました。
って一行でサラッと伝えましたがけっこうすごいことなんですが。
飛行機が一緒になったってだけで、つまりほぼ初対面だったんです。
シャラドさんは以前にも大阪からホームステイを受け入れたことがあるそうで、日本人が大好きなんだとか。
飛行機のなかで、マリさんに熱心に「ネパールついたら絶対にごはん食べよう!」とおっしゃってたそうです。
シャラドさんとはホテルで電話を借りたりして連絡をとりつけ、車でピックアップしてくださいました。
20分ほど車に揺られて訪れたのがダウンタウンレストランというところ。
後で気づくのですが、ここは今日お会いする生産者団体「サナハナスタカラ」のゲストハウスのすぐ近くです。
この方がシャラドさん。
ダウンタウンレストランでネパール初モモ。
モモというのは蒸し餃子で、私はバフ(水牛)のモモを食べました。
味は牛肉っぽいんだけどもっとワイルドな野性的なお味。繊維質な噛みごたえ。
一人前が10個。って結構量ありますけどもー!?
で、シャラドさんのお家に連れて行ってくださることに。
マンションに住んでいらっしゃって、すっきりとしたお家でした。
こんな見ず知らずの日本人にお家まで招待してくださってなんというか、オープンだなぁ。
ですが、このあたり、すごくぼーっとしていて正直あんまり覚えてないです。
異国の地に頭が処理しきれていなかったのかも。。
そうこうしているうちに夕方になりました!
18:00にトモさんとロジーナさんと会う約束をしていたためシャラドさんとはお別れして(ありがとうございました!)、
荷物も預けてあるので昨日泊まったホテルへ向かいました。
ここでびっくりしたのが、シャラドさんの家はホテルから歩いてすぐの場所だったこと。
すごい偶然。
だって、考えてみて!!
そりゃーネパールに行く飛行機の中にネパール人がいてもおかしくないし、隣同士になることもあるかもしれない。。
でもまさか、泊まるホテルからこんなに近くに住んでいて、
しかも仲良くなってご飯まで行くってどういう偶然の積み重ねなの!
面白い体験をさせていただきました。
しばらくかなり長い時間、フロントロビーといえる場所のソファーに座って、
日記を書いたり、本を読んだり、iPadいじったり、資料読んだり…
フロントのアルバイトの男の子やオーナーに話しかけたり(おいおい)
日が暮れるころ、シサム工房のトモさん、サナハスタカラのロジーナさんが到着!!
一緒にサナのゲストハウスまで行きました。だいたい車で20分くらい。
トモさんはネパールに着いてそのままこちらに来てくださっていたので、
長旅で疲れているということでささっと晩ご飯を食べて今日はもう寝ようということに。
近くにいいお店があるから、とトモさんが連れてきてくれたのはなんとお昼をたべたダウンタウンレストラン!
これまたものすごい偶然…
そしてこの日から数日はダウンタウンレストランの食事にお世話になりました。
3人して眠い顔をしながら晩ご飯を食べ、次の日のサナでの出勤にそなえてこの日は寝ました。
その1 空港着編 はこちら
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