<ちひろ>
京都の「シサム工房」さん といえば、アルではお洋服で大人気。

雑貨も大人気
 (↑前回の仕入ツアー中 この籠が、売れる、売れる)
そのシサムさんの新商品として、コーヒーが出来ました!8月の展示会の時にシサム代表水野さんから伺った、シサムコーヒーの特徴をご紹介したいと思います!
1、フェアトレード&アグロフォレストリー
フィリピン/ルソン島のコーディリレラ地方で育てられた「シサムコーヒー」はもちろんフェアトレード!
最低価格保証に加え、生産者グループに、仕入額とは別に18%の奨励金を支払います。
また、アグロフォレストリー(森林農法)での栽培。ウリ、キャッサバ、ジンジャーなど多種類の樹木、作物を組み合わせて栽培する方法です。
コーヒーの他にも換金作物をつくっているので、限られた土地から複合的に現金収入を得られる仕組みになっています。
シサムさんの展示会の時に、コーヒー栽培の映像を見せてもらったのですが、「どれがコーヒーの木なんだろう??」と思うくらい、色々な樹木が育っていました。
2、Made in Philippines!!
フィリピン産のコーヒーってあまり聞いたことないですよね?? 実は、知られざる産地なのです!
昔から山岳民族の人たちが自家消費のために育てていたそう。だから、既にコーヒー栽培を経験があり、多くの人が参入しやすいという利点も。
また、コーヒーの苗木を種から(!)自分たちで育てており、外部から種を持ち込まないので、生態系に害を与えません。
3、パートナーのCGN(コーディリレラグリーンネットワーク)の代表は日本人
環境NGOのCGNは反町真理子さんという方が代表です。自給自足の村々で、現金収入を得る手段のお手伝いをされています。
笑顔のすてきなパワフルお母さん!テレビで取材された映像がyou tubeで見れますよ!
URL:http://www.youtube.com/watch?v=kihlGdSKqTM
水野さんのお話の中で一番印象的だったのは
「おいしいの概念をかえよう」
という言葉でした。
おいしさを味覚だけで味わってもらうのではなく、それができるまでの様々なストーリーを丁寧に、センス良く伝えていくことで、「おいしい」と感じる感覚にまで影響を与えるような付加価値にしていきたい、と。
かっこいい!と思いました。味覚だけではなく、五感で感じるコーヒー。飲み手のおいしさが倍増するようなストーリーを持ったシサムコーヒー。
9月27日からアルで始まる「シサムWEEK」では、シサムさんの秋の新作お洋服や雑貨が勢ぞろいする中、コーヒーの試飲も予定しております。ぜひ味を確かめにいらしてください!!
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