Canta!Timor を観ました

<むつみ>

Canta!Timor という映画の試写会に行ってきました。


Canta は、「のだめカンタービレ」の「カンタービレ=歌うように」の最初のカンタと同じ意味です。歌う、歌え、歌おう!みたいな。


フィリピンのミンダナオに通っていたころ、

歌の大好きな子どもたちが、

いつもいつも、

「アテ・むつみ!カンタ!カンタ!」と声をかけてきて

一緒に歌っていました。


東ティモールは、ミンダナオとは近いので、

きっと言葉も似ているんでしょう。


東ティモールの子どもたちの、かわいいこと、かわいいこと。

どれだけ見ていても見あきない笑顔。


映画の内容は、うまく書けません。


子どもたちの笑顔と歌声、それはもうスクリーンを飛び越えて抱きつきたくなるような、愛らしさ。人々の助け合う様子、美しい自然。人間の持っている、一番キラキラした部分。


それと、


東ティモールがインドネシアから独立する過程で味わった殺戮の時代の証言と写真、それを生み出した「国際社会のからくり」・・人間てどこまで汚くなれるんだろう、という部分。


両方を、余すところなく描き出して、最後に、見た人の多くに、


「今日、この映画をみて幸運だった、真実を観ることができて幸運だ」と言わせる、

この映画、すごい。


きっと大ブームになるでしょう。はやく本上映が決まって欲しいし、決まったら精いっぱい応援しようと思います。


映画のあとで、皆さんに、東ティモール産の「Peace coffee」を飲んでいただくことが出来ました。いままでもたくさんの方に愛されてきたピースコーヒーですが、背景を十分に知った方たちに味わってもらえたのは本当にうれしかったです。





15年前

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