<むつみ>
もう、今週末だ。「チョコラ!」と「バスーラ」の上映がシネモンドで始まる。
http://www.cine-monde.com/news.html
チョコラは、ケニアのストリートキッズが、路上に暮らす話。「!」とついているだけあって、はじける命を表現して評判に。チラシの少年の、タバコをくわえた表情が、友だちになってほしいくらい魅力的です。
「バスーラ」は、フィリピンのゴミ山暮らしの子どもたちを描いた「忘れれた子どもたち」「神の子たち」の続編。田中優さんは、ビンテージワインのような強烈な存在感を持つ奇跡のドキュメンタリーだと絶賛していました。
前作2本も、十二分に、ドスーンとした映画だったのに、さらに際立った重厚感って、どんなんやろ・・・・前作二作,観た時の気持ちを思い出してきました。
ゴミ山でゴミを拾って暮らす少女が、家に入るときに、ポリバケツにためた水で手を洗っているしぐさがすごく綺麗だった。あんなに汚い環境で、あんなに汚い空気のなかで、あれほどひどい暮らしをしていて、なお人がこれほど綺麗に見えるのはどうしてだろう?
他にも、日本の小児癌病棟の子どもたちを描いた映画と、都会から山に移り住んだきょうだいの成長の記録、全部で4本で、「こどものかたち」というシリーズで上映です。
詳しくはシネモンドさんのウェブにて。
http://www.cine-monde.com/news.html
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