サミットのアンケート

<むつみ>

10月3日、金沢大学の学生さんが中心となって実施した「社会起業支援サミット」に、アルも呼んで頂き、事例発表をしました。


朝9時の打ち合わせから、夜はカフェミーティングで7時までと、ハードな会でしたが、今日、こんなアンケート結果をいただきました。


参加した方たちが、アルのことを考えて、書いてくださったもの。

サミット実行委員会の人は、「思っていたより少なくて、申し訳ありません」というのですが、どうしてどうして、すごいボリュームでびっくりしました。


書いてくださったみなさん、本当に、ありがとうございます。


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Thinking Timeの回答 

Q. フェアトレードの現場と日本の生活レベルの違いを乗り越えて「共感」をしてもらうために、alのショップで何をしていけばいいと思いますか?

(これはアルから予め用意した設問です)

以下回答

「情」って大切。「共感」は「情」の次に来るような・・・。写真・映像など、alで現場の現状がわかると私はぐっときます。今日はかなりぐっときました。私もしてみたいなーと「共感」しました。


生活レベルは、一つの文化になってしまっていると思う。生活レベルは人間の価値観を作る。人の価値観を帰るのは簡単ではなく、「共感」は実際難しいと思う。でも、現状を知っているのと知らないのとでは大きな違いがあるので、まずは写真での視覚効果だと思う。こちらから押し付けては同情買いになるので、初めはサブリミナル効果から「知りたい」気持を促したらいいと思う。


alのように、フェアトレードを行う企業が増えていくと良いと思います。今日のようにフェアトレードを知る機会をより多く設けることも良いのではないかと思います。


実際に現場の写真などを展示していけばよいと思う。また、商品の値札の横とかに商品の説明といったメモ的なもので置いておくのも効果的ではないかと思う。


商品11つにストーリーを付けること。そのために売り手が様々な知識を蓄える、その知識を有効に引き出すための技術を高めること。特別な経験やストーリーは商品に大きな付加価値をつけると思う。


買い物客にインドでの実際の栽培の様子を見学するツアーを抽選でプレゼントするなどの企画を考える。


既にされていたかと思うのですが、ワークショップやイベント・音楽が有効だと考えています。今日のプレゼンテーションもすばらしいなと思いますが、より多くの方に「共感」のレベルまで伝えるとなると、例えばフェアトレード商品を使用して何か作ったり、ライブであったり、人の思い出や感動に結びつきやすいものが良いと思います。私の知っている大好きなバンドで、FUNKISTというものがあるのですが、彼らはインドで植林&ライブをしたり、南アフリカやカンボジアで歌を通して世界とつながろうとしたりしている人たちがいます。今の音楽界は世界とマインドでつながる考えの人が多いので、何か出来ると良いですね。


世界と日本の格差もありますが、日本の中でも格差があると思います。もっと身近なフェアトレードを伝える何かが出来たらよいのではないでしょうか。


・フェアトレードというのが「途上国の労働力へのスポイル」への抵抗から始まっているのだとしたら、地産地消をすすめることで、問題の一端を解決することが出来るのではないだろうか。


何年かに一度現場視察する人を募って行く。コットン畑の実情を全く知らず、びっくりした。まず知ってもらうことが必要だと思うので、HPで紹介したり、商品説明をつけたりする。他の雑貨屋さんとも連携する。


定期的に情報を発信すること。人という生き物はどんなに感動したことでも3日で忘れるそうです。だから常に情報を発信して思い出してもらわないといけない。フェアトレードの現場の人たちと自分たちに何か共通点があると共感しやすいと思う(例えばお米が主食だとか、季節ごとの行事があるとか)。

コミュニティトレードalに興味を持った理由

・経済格差を逆に利用する手法(小さな資金が大きな社会貢献を生む)は企業経済の効率性の点でよいと思う。


・デフレの世の流れを止めることができる可能性を感じた。同時に、世界が一つになる可能性も感じた。認知度アップが課題だと思う。


・フェアトレードの商品と買うことで、少しでも役に立つことが出来ると思えるので。


・世界に発信している活動だから、国際的な視野が得られそうだから。


・ベトナム・カンボジアでフェアトレードの存在を知ることになり、どのようなことか気になったため。


・薬学部ということもあり、理療に関心があった。農業・心理はとても重大な問題であり、解決はとても難しいと思う。こういった活動はとても大切だと思うので、参加できたらしてみたい。


・外国の文化にふれてみたい。


・昔ユニセフとの関わりがあり、フェアトレードの重要性を知っていたから。


・小浦さんの実行力や求心力にはいつも感心させられる。


・いつか雑貨屋になりたいという思いがあり、alのプレゼンをきいたことで新しい世界を知れた。好きなことをして、誰かのためになるなんてスバラシイ。胸を張れる人生だと思った。


・理念、使命、価値が明確である。


・「意外性」。こんな分野でも社会起業家っているんだー!っていう驚きがあったから。


・すぐに取り組めそう、参加できそう。利用したそうな人、教えたい人がいるから。


・雑貨や体に害のないものには元々興味があったので楽しかった。


・商業性とボランティア性のバランスが良いと感じたから。


・参考にしたいと思ったから。


・資金(購入金額)の流れに透明性が欲しい。購入先の経済状況は?改善が図れているかのモニタリングは?

質問

・資金(購入金額)の流れに透明性が欲しい。購入先の経済状況は?改善が図れているかのモニタリングは?


・インドの綿を、農薬から無農薬に切り替えるメリットが詳しくわからなかった。


・どのくらいの資金で起業したのか?


・マスコミに協力を仰ぐ際、どのような広報をしているのか?


・社会起業家(になりたい人)をサポート・支援する事業が福井にあるかご存知ですか?


・技術を必要とする分野は、どのようにしているか?


・同じ志を持ったメンバー集めはどのようにしているのか?


・どのようにネットワークをつなげていったのか。


・他の仕事と副業していないのか。


・実際の利益率はどの程度か?どうやって収益を生んでいるのか?


・社会起業家として成功したい(利益を上げたい)という思いはある?


・活動していて、うれしいことや達成感を感じることは?逆につらいことは?


・活動を始めるきっかけは何ですか?


・経営や会計について勉強されていますか?


・自分たちのメリットはあるのか?長く続けていけるのか?


・プライベートは何をしているのか?プライベートではOFFしているのか?(ONOFFが大事だと思っているが、社会起業は人生をかけて仕事をしているように見えるから)

16年前

4 コメント

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    これらの質問に
    CCC2009 in 石川のサイトで答えてあったりすると、いいかも~。

  2. SECRET: 0
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    ありがたいけど、ちゃんと答えようとすると、たいへん。
    でも、書いていかないと、、ですね。
    文字だけでは誤解をされそうな気もしますが。そこは恐れずに、どーんと。

  3. SECRET: 0
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    プレゼン聞きたかったです。
    学生さんからお誘いされてたんですが、夜勤のため断念したのですが、やっぱり行きたかった~!!
    ビデオとかないのですか?
    回答もぜひ聞きたい!!
    七尾でもアルさんみたいなお店をしたいです。

  4. SECRET: 0
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    いつでも、かおるさんのためだけに
    させていただきますとも!
    お申し付けくださいませ。
    七尾にも、きっと、出来ますよ、ステキなショップが。楽しみですね!

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