OCフェアと「宇宙船地球号」

<クズハ>


 店ではお洋服が売れています。季節の変わり目ですからね。オーガニックコットンはセール中なので、毎日たくさんご予約いただいています。ありがとうございます。


 OCフェアの期間中は、ランチタイム以外の時間、「宇宙船地球号」の録画を流しています。何年か前に、オーガニックコットンの特集があったんです。


 30分番組を、何年も何度も流していたら、もうナレーションもBGMもぜんぶ真似して言えるくらいの熟知のきわみです。それでも、いまだに、聞いていると「どきーっ」「はーっ」「ほうや!ほうや!」となります。石田ゆり子の声がいいのもあるけど、やっぱり内容。


 「コットンは、そのナチュラルなイメージとは裏腹に、もっとも農薬を使う作物のひとつです・・・・・」


「農薬を撒くと、よく吐くね」


「(農薬が流れ込むようになって)この池では魚がまったく取れなくなった。」


「夫はここで、農薬を飲んで自殺しました。農薬は高いけど、年々聞かなくなります。綿がほとんど取れなかった年に、借金に耐えかねて死んでしまいました」


 97年から03年の間に、農薬の借金が原因で自殺したインド綿農家の数、なんと、なんと、なんと10万人だそうです。


 そんな状況のなかで立ち上がったのが、インドの農家、ラム・カラスパーカルさん。


「無農薬栽培は、農薬代もかからないし、高く買ってもらえるから、村のほかの農家も真似しはじめたよ」「昔からの無農薬栽培でしか、環境や命は守れません」「生産者さんが誇りを持って仕事をしているのを見ると、とてもうれしいです」



こうやって書いていると、加藤登紀子のエンディングテーマが頭の中を流れます・・・・


人は~この世に~生きる~すべてのぉぉ~~ 


「NOW IS THE TIME」というこの曲をきくたびに、そうだ!ひろがれOC!がんばれOC!と思います。


お客様の中には、イスに座り込んで最後まで見てくださる方もいて、「知らんかったわ~」「いいもの見たわ」といってくださいます。ぜひ、お時間あるときにはご覧くださいね。ランチタイム以外でしたらいつでも、リクエストにお応えできます。学校の授業でも使っていただいてます。

18年前

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