ひと息

<クズハ>

3日間のセールが終わりました。ありがたいことに大忙しで、働いた!って実感あり。


田中優さん講演会の前売りが、だいぶ売れてきたので、この一ヶ月ずっと続けていた「お誘いのお手紙書き」も、いったん終了。一仕事終えた気分。


そして!3月の懸案事項といえば、確定申告。年を越したあたりからつねに心につきまとうこの4文字。でもこれも、さすがに8年目、手をつけたらさくさくと、終わりました。おお、一日で終わったのは初記録。


ぱーっと、打ち上げだ!!!


久しぶりにレンタルビデオを借りてきました。「ミニシアター系」と分類された棚に、「ホテル・ルワンダ」が。観たい!けれど夫が「休みの日に深刻なのはいや」と嫌がるだろうな。と躊躇していたら、なんと「お、これ。」と彼のほうが手にとってくれたではないか。幸運。


ホテル・ルワンダは子どもには見せられないけど、夫がもう一本選んできたのは「皇帝ペンギン」。


「ペンギンが子ども生む話なんだって」・・・って・・・


何気なく観始めたら、これが見ごたえありまくり。


マイナス40度の氷の世界での子育て。4ヶ月も、何も食べずに卵&雛を守るお父さん。数ヶ月離れ離れになっていても、また必ず家族の元に返る不思議。たっているだけで哲学的なペンギンの表情。フランス語でニュアンスたっぷりの語り。そして、寒さにやられ、天敵にやられ、・・・野生の厳しいこと、厳しいこと。


やっと一人歩きを始めた雛が、母のもとを離れた隙に、天敵の鳥に襲われるシーンで、娘、息子、「うわ~~ん!」と大泣き。

だからお外ではお母さんのそばを離れちゃダメだよ。と、ここぞとばかり教育する母。


もう一回みたい、とねだるので、怖いところは飛ばそうね、というと、いやいや怖いところをもう一回観るのだと。なんで?


もう泣かないよ、という子どもたちを置いて、私はお風呂に入ってました。


するとやっぱり涙目になった娘が、そーっと戸をあけ、


「怖いところは泣かなかった。でも、最後、お別れのところが悲しいの・・・・・」


ヒナが巣立つ場面が泣けたらしい。


「でもね、4年たったら、また元のお父さんとお母さんのところに帰ってくるんだって。すごいね。」


「誰が誰って、わかるん?」


うーん、これがミラクルなんだよね。何で分かるんだろうね。でも分かるんだって。母ちゃんも、あかりとずっと離れ離れになってても、何年経ってもきっとあかりのこと分かると思うよ。でも離れ離れにならないで、一緒にいようね。


娘は、「うん。お母さんと手をつないでいる。」とつぶやいたあと、


「ゆっくり入ってね」と言い置いて、ドアを閉めていきました。


映画でいろいろ学んだ?娘でした。








18年前

2 コメント

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    ゆいちゃんと観るときは吹き替えで。そして大人だけで観るときに、ぜひ字幕で!フランス語で「あなた、愛してる。」「来年会ったらまた結婚しよう」って、もー、素敵なの!!

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