<クズハ>
今日は、デリに「おにぎり」の特注が入り、ご飯が足りなくなったので、炊きなおしました。圧力鍋で炊くと、白米や胚芽米ならすぐに炊けるので便利です。
胚芽米には、野々市の福田康浩さんが今年はじめて売り物にしてみたという「黒米」という古代米を混ぜて炊いていますが、「福田さんの黒米入り!」というPOPがついているのに、じゃあ もとの米はどなたの米か、が表示していないことに、最近気がつきました、バカバカ。
デリが始まってからずっと、お米は「お米のまつもと」さんのものでした。
松本さんは、輪島の能登三井というところで農業をされています。女の子三人のお父さんですが、無類の子ども好きで、店に配達にきてくださると ときどき、うちの子どもも捕獲されて輪島に連れて行かれそうになります(笑)ほんとうに、子どもに優しく、子どもたちもすぐなつきます。お米と一緒に、とうもろこしや、スイカなど、「子どもたちに」といつも送ってくださるのです。娘は「お米のじいちゃん」と呼んでいます。
松本さんの農法は、ブログでさらっと書くのが難しいですが、印象的なのは、「肥料を入れない」やり方。土や環境が健康なら、肥料はいらない、という考え方です。人体と同じで、消化しきれない余分な栄養分は、かえって健康を害する、ということでしょうか。お米の生命力をぎりぎり引き出すやり方だと思います。
田んぼのまわりには、雑木林がぐるりとあって、そこからの水には 腐葉土からの栄養がしっかり含まれているので、それが反映されたお米の味になるのだと思います。田んぼのまわりの環境がお米作りに大きく影響してきます。その水に頼るので、一枚の田んぼから取れるお米の量(反収・・一反当たりの収量)がわずかです。
かみ締めていると味が深まるお米です。
カテゴリー: デリカフェ
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アルで食べるご飯は、本当においしいね!
今年初めて、味噌を作ったんだけど松本さんの麹、おいしいです
ぐっちさん、バザーご苦労さまでした