<むつみ>
昨日の
シサムコーヒーのふるさとの話 続きです。
そもそもの始まりは、長女が小学校を卒業するタイミングで、一緒にどこか旅行しよう、となって、フィリピンに行ったんでした。
(その娘も今日は高校の仮入学・・・JKに・・・!)
(ごみ捨て場に暮らす人たち。
娘はどこへいってもすごく楽しく子どもたちと遊んで過ごしました)
私は、長らく子育てで忙しくどこへも行けてなかったので、久しぶりのフェアトレードの現場へ行くことにウキウキしてて、生産者さんとしっかり触れ合ってフェアトレードの良さを満喫してこよう!と思っていたのに、
着いた初日に、フィリピンでボランティア活動をしている日本人の方から
「フェアトレードって、クソでしょ」と言われて
わあああああ
となったところから始まりました。
その方は、最貧層の人たちを対象に活動していて
おおげさではなく、地獄の中のひとすじの光として、そこで昼も夜もなく働き
地域の宝として感謝されていました。
「フェアトレードって、ある程度からだも動いて考える力もある人たちが対象で、
縫い物とか、会計とか販売する能力とかもあって
大卒のスタッフを雇える団体が、できること。
いちばん困っている人が対象じゃあないでしょ。
いちばん困っている人は、今日食べるものがない。
明日のことなんて考えられない状況。
まずそこを助けなきゃ」
そんなことを言われました。
(3年前の記事はこちら。
クソっていうかむしろ詐欺レベル、とまで言われ、
焦燥したあのときの気持ちが、克明に書かれてます・・・)
じゃあ最貧層の人を対象にした活動といえばどういうのがあるのかというと
例えばそのとき訪ねた富田さんの「バルナバクリニック」は、こんな人たちのためのもの
↓
あり地獄におちたような暮らしをしている人たちを一人一人回って
丁寧にしっかりと手を差し伸べる、観音様のような、富田さんでした。
では、フェアトレードコーヒーの栽培は、クソみたいな活動なのか?というと、
私が見てきた現場は・・・
(つづく)