自民党さんにお電話した話 続き

<むつみ>

自民党さんにお電話した顛末を、
私個人のfacebookに書いたら
たくさんの反響をいただきました。

「自民党石川県連にお電話しました」

そのあと、お友達であり大事なお客様の小原美由紀さんから
「その電話のかけ方、教えて・・」と。

そんなのただ電話するだけだよ・・・と言っていたのですが
いやいや何かやり方があるはず・・・・ということで、

美由紀さんが声をかけてその日のうちに8人を集め、
「電話のかけ方、レクチャーして!」

何をどうしたらいいのかわからないまま
呼ばれた喫茶店に言った私は
「とりあえず・・・・電話してみますか」と、
石川県選出の衆議院議員さんの事務所に、その場でお電話することに。

そのときのことを美由紀さんがこんなふうに書いてくれました

私たちの声を国会へ

自民党議員さんに、「安保法制」について聞いてみました

 

喫茶店での「レクチャー」に参加してくださった方や
この記事を読んでくださった方から

「私もメチャクチャ勇気を振り絞って、電話してみたよ」
「いちど出来ると、意外に、どんどんいけそう」
「マスコミさんにもメールで意見を伝えた」
なんていう連絡をもらい、

自分だけだと本当に疲れるけど
こんなふうに声かけてもらうと、とっても嬉しいです。

「そんなのいわゆる組織票」と、言われてしまうかもしれませんが、
いえ、これは「草の根の声」。
いままで、テレビやネットを見て「いやだいやだ」と思うだけだった人たちの声が
見える形で届いている、ということです。

(立派な意見じゃなくていい。
なんだかわからない、
なんだか不安、でも十分だと思います。

私なんて、最初、自民党県連さんに伺った時
「なんの御用でしょうか?」と不審そうに言われて

「なんの御用か、よくわからないんですけど」から
会話を始めましたもん。
最後になって、こういうのは「申し入れ」というんだ、ということがわかり
これからは、「申し入れがあります」と言えばいいのか、
と学んだ次第)

それでも、議員さん個人のところに電話とかって
ほんとにしてもいいの?
邪魔じゃない?

・・・はい、私もずっとそう思っていました。
実際、お邪魔にもなることでしょう。

それでもやろうと思ったのは、
アイルランドに住んでいるお友達からもらった一言。

 

「こっちでは、ほんとに些細なことでも
みんなどんどん議員に連絡してるよ。
声を聞くのが彼らの仕事だから」

そーだよねーーーーーーー
邪魔っていうより、これが仕事。

実は、1年ほど前に、
「この人、人種差別してるなあ」と激しく残念に思うネットの人気者がいて
その人が石川県で講演会をする!っていう案内が私のところにも来て、
その案内を送っていた人が、地方議会の議員さんだったので
「当日は、人種主義的発言が出ないようにお願いします」とお電話したところ、

すごく話がすれ違ってしまい、
(私の言い方も悪かったと思いますが)
最後には、
「なんでこんな電話してくるんですか!!!!」って怒られて
しょげてしまい
「すみません、もうかけません」
「そうしてください。」と終わった体験があります。

その話を夫にしたら

「人の意見を聞くのが議員の仕事やろう!!!!」と立腹。

だよね・・・そうだよね・・・

自分は、何者でもない、組織も関係ない、
えらい議員の知り合いもいない、
自分ひとりの意見になんて、なんの価値もない。
そう思いがち。

でも、いざ政党や議員さんの事務所にかけてみて
あれ?普通の企業ではあたりまえの最低限の礼儀もないの?と
びっくりするような対応を我が身で体感すると、
ほんとにこの方達が国の方向性を決めていいの?と思ったり、

「日本の核武装するべきです」とかの、自分とは別世界の意見を聞いたりすると、
何かしら、考えることがあり、
ただ黙っているのは違うんじゃないかという気持ちが強くなります。

メールもありですし、手紙もありだと思いますが、
facebookでシェアしているだけだと、
同じ考えの人の中をぐるぐるまわっているだけかもしれない。
せっかくの意見、伝えてなんぼです。
決して、誰の損にもならないと思います。

「安保法制」は、法律自体がほんとうに大きな法律で、
日本の将来をがらりと変える可能性が大きい。
それなのに、何も変わりません、おおげさに騒ぐな、
80時間審議したらそれで十分、あとは採決、という
内閣の方針は、あまりにもおかしい。

その一点だけでも、伝えていきませんか。

 

10年前

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