<むつみ>
「自分の口座に一億円あると思って暮らしてみて。
心豊かに暮らせて、
その結果、お金が集まってくるから」
いつもだったら、「なるほどね。でも自分には無理かな」で終わらせる内容なのに、なぜか、ホントにやってみようと思い立ちました。
その日、私は焼き肉が無性に食べたくて、
子どもたちとも楽しく過ごしたかったので
子ども4人をつれて近所のおいしい焼肉屋へ。
普段だったら記念日でもない限り行かないお店。
ちゃんとしたお肉が出てきておいしい。
機嫌よく、おなか一杯食べました。
でもレジで「9800円です」と言われて
はっと我に返り、
ふつうの日の夕食に1万円使った自分を責めそうになったんですが
まてまて、せっかくだから、
気持ちだけはしばらく続けてみようと思い、
今日まで3週間ほど続けています。
その間、たとえば
サイズを間違えて買ったものが返品不可だったり、
自動継続になってることに気が付かずに毎月ムダなお金が引き落とされていたりと、
何千円分か、損する出来事がありましたが、
「大丈夫!一億円あるんだから」と思えば、つらくない。
くよくよしないですみました。
こういう心持ちが、大事なのかな。
わからないけど、
一億円持っている(と思い込む)からといって
欲しくもないものを買うようになったわけじゃない。
ホントにしたいと思うことを思い切ってやるだけ。
私の場合で言えば、
読みたい本があっても、あとで図書館で探そう・・・と思ってしまい
それっきりになってしまうことが多かったけど
ほんとに欲しいと思ったら買うようにしたり。
あとは、やっぱり、子どもたち4人と一緒に過ごせる時間が
だんだん短くなってるから
出来るだけ一緒に楽しいことしたいと思ってるから
そこには惜しまずに使いたいなと。
将来の学費・・・って考え出すと、
旅行にいっても節約することばっかり頭に浮かんでたんだけど
今を楽しもう!って気持ちが強くなってきました。
ネパールに義捐金を送るのに、いくらにしようか考えて、
一億円あるんだったらいくら出す?って思ったら
使ってほしいと思う金額を思い切って出すことが出来ました。
本音を言うと、送金の際に、「ほんとにこんなに出して大丈夫?」と
心配で心がチクッとしましたが
マザーテレサの
Give,till it hurts
(与えなさい、痛むまで)←小浦訳。合ってますか?
という言葉を久しぶりに思い出して、
この心の痛みこそが、意味ある寄付の証拠だと思い
自分なりに納得しています。
この「一億円の思い込み」
3か月は、楽しんで続けてみようと思ってます。
どんな結果が出ることやら!
まあ、実験です。
3か月後、幸せそうにしてるかどうか?
見守ってくださいませw
そのネパールですが
全村壊滅、という集落もいくつかあるとの報道が出ました。
そこまでとは思っていなかったので
とてもショックです。
なにしろ、アルには、ネパールからの商品がたくさん来ています。
この18年間、ずっとネパールの人たちにお世話になってきました。
皆さんの無事を、朝も昼も夜も祈っています。
緊急支援の時期が過ぎたら、
生活再建の支援がはじまります。
仕事の道具が無事だった地域のかたたちには
いままでどおりの仕事を出していくことが
何よりの応援になります。
「ヒマラヤンハニー」と呼ばれる特別な蜂蜜を使い
アーユルベーダのレシピで作った、石鹸。
こちらは、ヒマラヤンハニーと、岩手・陸前高田の椿油を使い
しっとり感がものすごく高く仕上がったコスメ。
二つの被災地を同時に応援できるもの。
先端の柔らかい葉っぱ(ゴールデンチップ)だけを使った紅茶。
ギフトにずっと人気です。
すっきり綺麗な味わいの、1日何杯でも飲めるタイプのコーヒー
「ヒマラヤンワールド」
一杯ずつ簡単に入れられるドリップパック。
レシピどおりに作れば必ず本格ネパールカレーになります!
カーストの違いを超えてたくさんの人の共同作業の末に生まれる商品。
痩せた土地でも育つスパイスは貴重な換金作物。
ネパールに自生する植物で作るリュック。地域の植物や野菜で染める草木染め。
細部まで細かい手作業で人気
こちらは、識字率が極端に低い(0%のところもある!)地域でも
縫製の仕事ができるようにと考えられた、デザインです。
まっすぐ縫う。筒のように縫っていく。
難易度低い。
でも
ボタンをとめることで、きれいな形に絞れます。
2WAYで着られるワンピース。シンプルながら、
丁寧な織りの布で、上質感もしっかりあります。
最後に、ロングセラーのクッキー。
ネパールの副材料(紅茶、スパイス、コーヒー、オレンジピール、ほか)と
国産小麦、平飼いたまごなど日本の上質の材料で、
さっくさく、ぜいたくなクッキー。
どれも長年ご愛顧いただいているものばかりです。
これからも、作り続けていくことが、出来ますように。
いまはきっと大変でも、
生産者さんたちの笑顔に会える日が、
必ずまた来ることを信じて。