のんびりすごしていた日曜日の夜の気分が破壊されるニュースを読みました。
http://www.christiantoday.co.jp/articles/14502/20141106/arrested-for-feeding.htm
ホームレスに炊き出しをしていた男性たちが逮捕されたと。
フロリダのこの地域では、炊き出しをする場所は住宅地から何メートル離れて。。。回数は・・・などの条例が新しく出来て、それに違反して逮捕だそうです。
まるで、「野良猫に餌やると増えるからやめて」的な発想、
椅子とりゲームに負けた人たちに決して情けをかけてはいけないという雰囲気、
なんともはや。
昔いっしょに住んでいた、環境活動家のアンニャライトが教えてくれた話。
マレーシアのサラワクという地域で、森に住む民族と数週間過ごしたとき、
彼らが「すべてのものをわけあう文化」を大事にしているのを見たと。
狩の獲物はすべて、部族全員で分け合い、
ほんの小さなネズミみたいな獲物でも、
独り占めした若者は、結果、深く恥じ入ることになったと。
みんなで分け合うのに十分なものを、
森が与えてくれる、という考え方。
(でもその森を、伐採業者が盗んでいき
最後は日本など先進国に輸出され、ティッシュペーパーになる)
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もし、中学生に、「自分たちでクラスのルールを考えなさい」と伝えたとして、
「成績上位20%の生徒が給食の80%を取っていい」なんてルールが出てきたら、大人はそれを絶対認めないと思う。
でもそれを平気でやっちゃってるのが今の世界なのかも。
成績上位者は、たしかに人より努力したかもしれない。
だけど、ほかの人が家を失ったり食事が取れなくなるほどに
財産を抱え込んでいいわけじゃないはず。
もうちょっとだけ、フラットに。
せめて屋根と食事はみんなに。
まず屋根と食事。
その次に、みんなに働く場所。
ぜったい、出来るはず。
出来るはず!
作ろう!いい仕事場と、いいお金の流れ。