(ぐっち)
今月27日から始まる「シサム工房WEEkK」まで、シサムさんのパートナーをご紹介しています。
本日は、ネパール「サナ・ハスタカラ」!
サナ・ハスタカラ(以下、サナ)とは、ネパール語で「小さな手工芸品」という意味。
高い山々が連なるネパールは、伝統的な技術をつかった手工芸品があっても、なかなか市場に出すことが難しいんです。そんな手仕事の工芸品をサナが集め紹介することで、作り手の現金収入と技術の継承を守っています。
作り手の80%は女性。フェルト、ウールニット、手漉き紙などいろんな素材の工芸品作りをしています。
サナの商品の中でアルで人気者なのは、なんといってもフェルト小物たち。
毎年、おえぇぇぇ~~と声を上げてしまう魅力的なアイテムが登場するんですが、今年のイチオシ2トップはこちらです!
あなたをきっと守ってくれる「おまもりワンコ」くん。
そして、
「Hello!」
一度目が合うと、それはもうトリコです。
「ナマケモノくん」
ワンコやなまけものくんの体の素、羊毛が干されています。
美しぃーー
これらを、
お湯で濡らしながらせっせと伸ばしたり丸めたり・・・
しゃがんで力を入れて・・・せっせと・・・
根気のいる作業です。
私はフェルト作りはしたことがありませんが、その形になるまで延々と同じ動きを繰り返すのだとか。お湯を使うから手もふにゃふにゃ。
大変です。私なら、3分ともたないだろうなぁ。
作り手の、バビタさん。
彼女のエピソードがとても印象的でした。
「ここで、私は洋裁の技術を学びました。数年後、家族の助言と支えを得て、自分で小さな仕立て屋を始めました。
ところが、その後、家族に不幸が立て続けに起こり、私の良き支えでいてくれた夫を失ってしまいました。そして、娘と私は、行き場を失ってしまったのです。
すぐに私は自分の仕立ての仕事だけでは、生活ができなくなりました。 そこで、私は、サナにもう一度お世話になることになったのです。
サナは、いつでも、私のような本当に困った状況の女性に門を開けて待っていてくれました。 そして今、私は、サナのプロダクションユニットで、裁断担当のスタッフとして働いています。
サナに入って、私と娘は新しい生活を手に入れることができました。今日、私は、自分たちの生活と娘の教育費をまかなうだけのお金を得ることができています。
私は、サナ ハスタカラの仲間を家族と思っていて、彼女たちから、私は本当に大きな愛と思いやりをもらっていると思います。
ここにいれば、私は決して一人ぼっちだと感じたり、途方にくれたりするような思いをすることがありません。
だから、私も、責任のある家族の一員として、サナのみんなの役に立てるよう、人生をかけて頑張りたいと思うのです。」
Babita Rajbhandari
(シサムさんブログより抜粋)
サナのみなさんが作るフェルトマスコットに惹かれる理由が分かった気がします。
サナのみなさんの笑顔!笑顔!笑顔!
「Hi!!」
「シサムWEEK」でお会いしましょう!!
「待ってるよ~~」
バビタさんの全文、サナのもっと詳しい情報はこちら↓
http://www.sisam.jp/fairp/sisam421.html