ネパールに電気を。シサム工房さんの ソーラープロジェクト

<むつみ>

9月27日(金)から始まる、シサムWEEK 

京都のシサム工房さんが、ネパール、インド、タイ、フィリピンなどで、生産者さんたちと一緒に作り上げている洋服や雑貨。

オリジナルで、ざっくり素材感あふれるスタイルが、アルのスタッフも大好きで、好き過ぎて、

(↑みんなでシサム服を着て集合写真・・)

「いっぺんだけ、アルの店内をシサムさんアイテムでいっぱいにしてみたいねえ」と私がつぶやいたことがきっかけで、春にいちど、本当にシサムアイテムで埋め尽くす「シサムWEEK」が実現したんです。

新作のお洋服、アクセを、全種類!全色!全サイズ!


普段は絶対にできないオーダーの仕方をして
(いつもの買取ではなく、委託でお願いしたから出来るワザでした)

スタッフもみんなでシサム服を着て準備して、自分たちはすっかり盛り上がってるけど、

お客さま、どれくらい来てくださるのか?

心配でしたが、大丈夫でした。初日から、店内いっぱいのお客様。お洋服が、売れるわ売れる、、、、、

京都から助っ人に来てくれたシサムスタッフ・多根さんが驚いて、

「革命が起きてます!」とだけ、京都に打電 (笑)

「いったい、何が起きてるんだ??」と、会社ではずいぶん心配なさっていたとか・・・そりゃそうです(笑)

シサムWEEK、あまりに楽しかったので、「秋にもやりましょう!」「そうしましょう!」と、多根さんと約束した、3月のあの日から、
OH,はや半年。。。。

秋のシサムWEEK、まもなく開催、27日(金)からです。

今日は、シサムさんの洋服を作っている、ネパールの生産者団体「マハグチ」さんの話を聞いてください。

生活に困った女性たちを保護する場所として作られた「アシュラム」

そこでは職業訓練として服作りを教えています。
出来上がる服を販売する部門が「マハグチ」。

手つむぎ、手織りが味わい深い、マハグチさんの服。

こんな感じの村で、糸を紡いでいるそうです。
(写真はすべてシサム工房さんのブログより)

こんなシンプルな美しい糸紡ぎ機で。

自然の恵みいっぱいに手作りされる糸ですが、それが製品になってお客様のお手元に届くまでには、

染色、織り、洗濯、裁断、縫製、アイロン、検針、、、

ここで、
水不足、電力不足が大きな問題になります。

ネパールでは停電がひどく、乾季には12~18時間も停電することがあるそうです(水力発電に頼っているため)

(街の風景・・・)

暗がりでの検品では、品質管理も大変でしょう。
納期にも影響します。

安定した仕事づくりのために、なんとかならないか?
考えたシサム工房さんは、

「ネパールでは365日のうち、300日が、晴れ!」
という事実に目をつけて、

「ソーラープロジェクト」を始めました。

マハグチさんのお洋服をお買い上げいただくと、お代金のなかから、一枚につき100円を、ソーラーパネルの代金としてマハグチさんに寄付。

シサム工房の人見さんから、プロジェクトの説明を受けて、
大喜びするマハグチの女性たち。

はやく十分な電気を届けられるとよいなあ~!

こちらのシサム工房さんブログでもご覧ください
http://www.sisam.jp/blog/news/sisam16152.html

こちらは、寄付金の授与の日の事をつづった、マハグチさんのfacebookページ!
https://www.facebook.com/mahaguthi.craft/media_set?set=a.489963234355970.115551.100000268931634&type=1

12年前

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