自然の「いのち」を描く。シルバーアクセサリー「Tibit」シリーズ

<むつみ>

タイのカレン族をご存知ですか?

アルがシサム工房さんからお預かりしているものの中でも、ひときわ繊細で、ちょっと高価なアクセサリー Tibit コレクションは、カレンの村から来ています。

カレン族は、もともと山岳民族。

30年ほど前、タイ政府の「再定住政策」により、山の中に切り開かれた、なにもない土地に住むことになりました。

自然の中での自給自足の生活から、大きく環境が変わりました。それに適応するのに、困難な日々が続いているようです。

tibitの村人たちの多くは、タイ国内の都市や、台湾などでの工場への出稼ぎに行っています。ただし、一番近隣のチェンマイへ、職を求めていった若ものの例 を挙げると、タイ語の読み書きが不自由で、なまりがきついため、差別を受けたり、強いホームシックで、村に逃げ
るようにして帰ってきた話もききました。

もちろん、たくましく、しっかり稼いで帰ってくる人もいるでしょうが、そうとうの忍耐と努力が必要とすることは間違いないでしょう。」

(シサム工房 人見さんより)

そんな中、あるカレン村では、若い人たちが、銀細工のグループを作りました。


(この中の一人は、シサムさんのスタッフさんかしら・・?)

もともとの銀細工の技術を生かした仕事。

葉っぱ、水滴・・・自然のいのちをモチーフに、すべて手作り。
98%の純度でつくられています。

銀が値上がりして、価格を上げざるを得なくなり、少し売りづらくなり困っていますと、シサムスタッフの遠藤さん。

(遠藤さんが、デザインをされています)

どうして銀の値段が高騰するのか質問したら、「投機・・・ですね」。

シルバーを愛してシルバーで生活をしている人たちを、札束が振り回す、とっても残念な話だなあ・・・

それでもこの繊細な存在感、この人たちだけのもつ雰囲気を評価して、買ってくださるお客様がいらっしゃいます。

シサムウィーク中は、特別たくさん種類がありますので、お楽しみください。

31日までです(月曜は定休)

12年前

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