＜むつみ＞

　今日は、野々市はすごい湿気と高気温でした。

　なんとかして週末にはプレオープン、と思っていたウェブショップは、システムの不具合が出てきて、ストップしてしまっています。

　残念です！　焦る気持ちと、これ幸いと休んじゃってる自分と。

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今日は、なんと、こどもたち、夕食抜きで寝かせてます。母、激ギレ事件の発生です。

つまんない話ですが。

お昼に、近所の男の子が「遊ぼう」と誘いに来てくれました。

その子のお家は、子どもの個室にテレビとゲーム機があって、好きなだけゲームが出来るのです。うちの子たちは、普段から、よく入れてもらっているようでした。

うちは、ゲームは、出来ることならさせたくないと思ってます。でも時代の波に逆らえず、我が家にも　Ｗｉｉ　があります。月に２回くらい、させてあげてます。

　昨日は、ずっと雨で、私がひどい貧血だったこともあって、退屈している子どもたちに、久しぶりだからと３時間弱も、ゲームをさせました。もうそれで今月分は十分。だから、今日は外で遊びなさいね、と、子どもたちを送りだしたのです。よそのおうちに上がってはいけないよ、と、十分に諭して。近くにあるひいばあちゃんの家も、いつもはテレビをそれこそ５時間でも６時間でも見させてくれる家なのですが、今日はダメだよ、と。

　そう言い聞かせても、たぶん、この暑さだから、外遊び長時間は持たないだろうし、結局は、ばあちゃんの家に上がりこんで、冷たいものをもらったりしてるんだろうな、とは思ってました。しかたないなーと。

　ところが、子どもたちは、家を出てまっすぐ、ゲームのある子の家に直行して２時間遊んでいたのです。そのあと、ばあちゃんちに上がりこんで、クーラーの部屋でマッサージチェアでリラックスしながらテレビ三昧をしていました。

　ようするに　うるさい母ちゃんにばれなきゃいい、という態度。とくに長女は、最初からそういう計画だったらしく。

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ゲームとテレビが絶対悪いとは思ってません。

でも、長男は、今年小学校に入って、近所の友達のおうちに自由に訪ねて行くようになって、そのほとんどが、ゲーム何時間でもＯＫなお家なんです。だから、週に５時間とか、ゲームをしています。どんなに天気のよい日でも。外ではめったに遊びません。

ついて回るわけにもいかず、しかたなく容認しています。うちには長男の友達は遊びに来ません。ゲームがないからだと思います。

　なるべく外遊びしてほしいと思って、サッカーボールを与えたり、週末は私が公園についていって、缶けりとかを教えたりもしてきました。

　だけど一年生の子どもたちにとって、ゲームよりおもしろい遊びなんてなかなかない。

　私たちの子どものころは、年長の子についていけば、いろんな遊びが出来たし、だいたいどこにいけば仲間がいるかも決まっていました。

　今の子たちは、学年が違ったら、まず一緒には遊びません。うちの長男は、学校に上がって、たった一人、馴れない友人関係の中で、頑張って自分から、よそのお家のピンポン押して、なんとか仲間になろうとしてて、うまくいかないことがあっても調整してくれるガキ大将もいなくて、泣いて帰ってくることもよくあります。

　だから、ゲームでもなんでもいいから仲良く遊んで過ごしてくれたらそのほうがいいかー、なんて、思ってしまうこともあります。

でーーーもーーーーーーーー

ゲームはおもしろすぎるから。

ゲームにほとんど全部の時間をとられてしまって。

何も考える必要がないし。

「ひまだなー、なにしよっかなあーー」って考えるのが、子ども時代にしかできない時間の過ごし方なんじゃないのかな。

　あー、暇だなあ、何しよっかなあー、なんか面白いことないかなあーーー

って、そうやって過ごす時間の中に、この先の人生に大事なことがたくさん詰まっていると、私はそう思っています。何もないところから何かの遊びを作りだしたり、空想してみたり、たまには自分と向き合ってみたり。

　そんなタメがなくて、ずっとゲームに遊んでもらってて、本当に大丈夫なのかな？

　そんなことをずっと思いながら、でも、うちには小さい子が二人もいるから、公園に出かけるだけでもそれなりに大変で、長男だけの遊びのケアをしてあるくのも無理で、仕事も、幼稚園の役員も、町内の子ども会の仕事も、バンクの活動も、いっぱいあって、どれも、子どもたちの成長のためでもあるのに、気が付いたら子どもはゲームづけ？

　もう、こんなご時世だから、それなりに、って、あきらめて、白旗あげたい気分です。子どもの人生だから、なんて。

　でもそれじゃダメなんですよね。ああ、しんどーい。親業、大変です。どこまでが自分のエゴなのかも、わからないし。

泣きながら寝た子どもたちと、明日、どうおとしまえつけるかも、今から考えます。