<むつみ>
3月末、月イチのスタッフミーティングをしました。
試着会の話題のなかで、「ご予約が入ったメーカーに偏りがあった」ことが出ました。
今回は、「シサム工房」「小倉商会」がほとんどで、大きな輸入元である「フェアトレードカンパニー」はほんの少し。ネパールの服をたくさん作っている「ネパリバザーロ」はゼロだったとのこと。
どうしてだろう?ネパリの服は、普段着にもスペシャル着にもなり、長く着られて気持ちのいい服ばかり。
最大のよさは、「着てみた感じ」。立体裁断、という手法を使っていて、ちらっと見ただけでは何の変哲もない服に見えても、着てみると足がすらりと長く見えたり、ヒップのシルエットがきれいだったり、ドレープに表情があったり・・・・すごくキレイな服ばかり。
でも、手にとって見ただけだと、シンプルな服が8400円とかだと、「えっ、高い?」と、たぶん思われる。そして、今回は、他のメーカーの、刺繍の華やかなものに目を奪われてしまったのかも。
どうするか?
ネパリさんがネパールの生産者に寄り添う姿勢は、ほとほと感心するもので、いつも、カタログの記事を読むたび、「そうだったのか・・・・」「よくぞここまで・・・・」と心が動かされるのです。服に関わる人たちの人生が変わっていくことが、しみじみと嬉しくなります。
それから~ 労働条件が厳しいからか、定着率の悪い?フェアトレード輸入元業界において、、ネパリのスタッフさんは、皆さん、長くお勤めです。助かるし、思いやりのある職場なんだろうなーなんて想像しています。
で、どうするか?
スタッフが積極的にネパリの服を着て接客する!(そうすると、実際、よく売れます)
あとは、スタッフがネパリ服を着ての撮影大会! その写真を商品と一緒に置いておく。
モデルさんとは違う、ふつうの私たちが着ても、ほら、カタチきれいでしょう?と、アピールできたら。
撮影は、夜の照明の中だとつらいので、朝8時集合で行われることになりました。がんばろ~う。ちょっと眠たそうな顔のスタッフモデル写真を、店頭でご笑覧!?ください。