野々市・福田さんの畑をお借りして、「豆マメ倶楽部」でつくっている大豆。だいぶ実が大きくなってきました。
写真が縦横になってごめんなさい。
きれいな田んぼをワイドに取りたくて、ケイタイを横にしてしまいました。
作ってみると、どれくらいの面積にいくつのマメができるのか、イメージできます。こうやって、豆の木がずらっと並んでいると、おお結構出来たなと思うのですが、木からはずすと、一本あたり、ほんの小さな一山。
さらに、さやから実をはずすと、ほんの一握り。
これを豆乳や豆腐にしようと思うと、ああ、いったいどれくらい土地があればお腹が満ちるのか、豆腐がどんなぜいたく品か、身にしみます。
先日、4歳の息子が輪島のお米農家・松本さんのお家に「お泊り」にいって、
「お昼に卵を食べたよ。にわとりさんが卵を4つ産んでくれたから、卵を4つ食べたよ」と話してくれました。
にわとりさんが、
卵を4つ産んでくれたから、
4つ食べる事ができた。
そんなあたり前のコンコンチキのことを、聞いてハッとする私の暮らしがどんなものであるかに、またまた考えさせられました。
にわとりさんが卵を4つ産んでくれたから・・・・・・・・・
田んぼが稲のみのりをくれたから・・
神様が台風をよこさなかったから・・・
お百姓さんが水の管理をしてくれたから・・・
そんな、いくつかの条件プラス、
トラクターに入れる油を中東から輸入できるから・・・
トラクターを作る材料も、輸入する力が日本にあるから・・・
今の米には、そんないろんな条件が加算されている。
自給率が4割を切ったといわれますが、風来の源さんによると、もしも油などが輸入できなければ、日本の自給率は1%くらいなのでは、とのこと。
「4割」切るくらいなら、肉や卵をあきらめればメタボ解消でちょうどいいかくらいに思うけど、1%はきびしいですね。