<クズハ>
「おいしいコーヒーの真実」の上映が、いよいよ今週末、30日から。
スケジュールはこちらです。
8月30日(土)~9月5日(金)
12:55、14:30、16:05
9月6日(土)~9月12日(金)
13:35、20:40
「ふぁる通信」に書いたコーヒー・クイズは、問題だけ書いて、「答えは23日の教室にて・・・・」としていましたが、教室も終わったことですし、ここらで、答え合わせをしましょうか~
まず第一問め・コーヒーは世界何カ国で生産されている?
うーん、代表的な産地といえば?「ブラジル」「コロンビア」・・・他には?
・・・・「東ティモール」「ネパール」などとお答えになるあなたは、はい、間違いなくフェアトレード品ユーザーでいらっしゃいます。
答えは世界70カ国。赤道に沿ってぐるりと広がる産地は、コーヒーベルトと呼ばれています。暑いだけではダメで、寒暖の差が激しいほうがよいので、高地が適しているようです。
ちなみにネパールでコーヒーを作っているのは、横浜のフェアトレード会社「ネパリバザーロ」さん。標高が高く、車も通らないヒマラヤ奥地の道を通って運ばれる豆を、なんとか日本に広めようとしてきました。今のところ、ネパリバザーロさん以外でネパールのコーヒーを輸入している業者は無いのではないかしら。
そういえば8年ほども前に、金沢在住のネパール人に、「ネパールではコーヒーは出来ないはずだから、この会社は嘘をついている。あなたも騙されている!」と罵倒されたことがありました!
コーヒーの代表的な産地といえば、
ブラジル248万トン、
ベトナム83万トン、
インドネシア70万トン、
コロンビア66万トン、
メキシコ31万トン、だそうです。
「おいしいコーヒーの真実」の舞台、エチオピアは、輸出総額のうち、コーヒーが占める割合は、オドロキの54%。
ブルンジにいたっては、79%。
コーヒー価格の上下が、人の生死に直結していることがわかります。
そして、コーヒー価格が急騰したり急落したりすることで、政権がひっくり返ったり、クーデターが起きたりと、いろんな歴史があったらしい。
石油についで2番目に巨大な国際取引商品、コーヒー。
まさにBLACK GOLD(映画の原題)なのですね。
21世紀に入り、コーヒー産業は、「コーヒー危機」といわれる大変な時代に突入していたと、ご存知でしたか?
恥ずかしながら私は知りませんでした。うちの店もコーヒーに結構頼っているのに。
世の中のレストラン、喫茶店はもちろん、オフィスでも、どこでも、コーヒーを置いていないところは少ないでしょう。なのに「コーヒー危機」は誰も知らない。不思議なことです。豆は語らない・・・・その代わりに、映像が語ります。シネモンドさんへGO!
2問目はまたあとで・・・