<クズハ>
こんにちは。すごい雨ですね。
きのうは、思い立って
アルデリバイトの横山じゅんちゃんと一緒に
鳥越の奥野さんのたんぼに行ってきました。
雑草とりや、イネの補植など。
こどもたちが(全部で6人!)遊んでいるうちに
一枚ずつ脱いでいって、最後には全裸になって
たんぼの中を走り回っていました。
車で通りかかる人たちは、みんな
スピードを落として大笑いしながら
通り過ぎていきました。
たんぼや畑にいくと、子どもたちはすぐに
素にかえる。のびのびして、本当に楽しそう。
昔のこどもはみんなこんなふうに
過ごしていたんでしょうか??
帰ってきて、このメールみたら、
よけいに、心に沁みましたので
転送します。
映画「NAKBA」のお知らせです。
パレスチナのお話。
> 6/28(土)~7/4(金)12:10/16:35
> 7/5(土)~7/11(金)10:10
> [2008/日本/2時間11分]
> 監督・撮影・写真:広河隆一
> 公式ホームページ →→→ http://nakba.jp/
(以下転送)
パレスチナの問題をニュースなどだけで観ていると
パレスチナの人々が何と闘っているのか、何故この問題が
解決しないのか、私たちには見えてきません。
それに長すぎて、遠すぎて、関心を持ち続けるのも
困難です。
でも一度でもパレスチナの人々の思いに触れると
心が奪われてしまいます。
占領下のあまりにも厳しい状況に・・・だけではありません。
難民となり、占領下で暮らし、彼らが何を失ったのかを
目の当たりにして。
パレスチナの人々の、長年土地に根ざし、脈々と
綴ってきた暮らし。
土地の権利ではない。
宗教でもない。
土や風の匂い、光、湧き出る水、オリーブの木、
オレンジの木、イチジクの木、泉に群れるクレソン、
ミント、セージ、鳥や動物たち、その土地に根ざし
1000年も2000年も変わらず続いた先祖や
家族とのシンプルで生産的な暮らし
その安定した感じ、豊かさへの思い。
それを手放すまいと闘っているのだと。
長い占領下でも持ちこたえている強さは
どこから来るのかも。
ナクバによって建国されたイスラエルは、何故
現在までナクバを繰り返さなくては存続できないのか
その悪循環、現実に真っ直ぐ向き合い苦悩するユダヤ人たちも
登場します。
映画の最後、失われた自分たちの村の跡地を訪問する、
あるパレスチナの難民家族は、村に到着するなり
イチジクを頬張り、泉の水を飲み、クレソンを摘み、
光を仰ぎ、歌を歌い、踊りを踊ります。
その思いを知ることは、私たちにとってこの問題を
みつめる時に大きな意味があります。
その思いを知らないまま和平は語れません。
活気のある金沢、北陸のみなさんのところにこの映画が
早くも登場すること、本当にうれしく思います。
関係者の方々、いろいろご尽力ありがとうございます。
是非多くの皆さんに観ていただき、たくさんの
ご感想をお知らせいただけますよう、よろしくお願いします。
(転送ここまで)