<クズハ>
恒例ニットフェア。始まりました。
ナナ店長がいなくなってから2度目のディスプレイ替え。
ナナさんは、その場のひらめきでディスプレイを作っていく人だったので、私たちはその手足となりモノを動かしていました。
ぐっち新店長は、図面もどきを描いて持ってきました。それを元に、嵐と3人で深夜まで作業。
今年のニットは今までになくバラエティに富んでいて、本当に楽しいです。
http://www.h4.dion.ne.jp/~ftc/campain/campain.html#nitfair
編み子さんは、ネパールの職業訓練校の卒業生や、ペルーの先住民の方たちなどなど。
ネパールの「ウールンガーデン」という団体のマティナさん、アニラさんの姉妹は、
今年5月に日本に研修にいらしたそうです。
6歳という幼いときに母親をなくし、学校もやめ、家事を引き受けてきた姉のマティナさん。12歳のとき、「将来のことを考えて技術を」と親戚に言われて編み物を始めました。
几帳面で器用な彼女には、やがて頼まれ仕事が増え、妹や近所の女性にも編み方を教えて、92年、観光客相手の店を開きました。
今は300人の編み手を持っているそうです。
編み子が母子家庭の場合には、子どもの学費を支援したりします。でも、治安が悪化しているネパールでは観光客がめっきり減って、仕事が確保できないので、外国への輸出は大きな支えになっています。
日本滞在中は寝る間を惜しんでサンプルのセーターを編み、研修終了証書をもらって大粒の涙をこぼしたというマティナさん。
彼女たちのこだわりが生かされたデザイン、品質がお客様に見ていただけるのがとても楽しみです。
メンズのニットもありますのでギフトにもお役立てくださいね。
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