梨農家、朝日さん

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<クズハ>

辰巳丘高校ちかくの梨農家、朝日さんの倉庫前で、奥さんと打ち合わせしているのっぽくん店長。

 お顔が写っていないのが残念ですが、朝日さんは美男美女カップル。東京からUターン、脱サラで農業を後継。


 ふつうの梨栽培は、雨が降るたびに農薬を散布。週に1~2回になるときも。朝日さんのところでは、月に1~2回にとどめるべく頑張っています。


 お父さんの代から、除草剤も使わずにきたそうです。理由をお聞きしたら、「なんとなく、土に良くないものだと思った」と。


 息子さんは、さらに農薬を減らそうとしていて、去年は病害が出てしまい、りんごの葉っぱが全部落ちてしまう事態に。親子で言い合いながらも、奥さんは、来年はもっと減らす方向で行きたいのと話してくださいました。


 もうすぐりんごも取れ始めます。農園の中では、去年植えた桃の木が育っていました。桃栗三年・・・あと一年だ。


 梨に、りんご、西洋梨、ぶどう、いちじく、柿。くだもの好きには「住ませてほしい」くらいの光景。いいなあ、くだもの農家・・・・景色もよくて、気持ちよい畑でした。


 とはいえ、どの農家でもそういうのどかな光景が見られるわけではなく、輸出向けともなれば厳しい防除がかかり、農薬づけ度は野菜より高そう。そして、ベタベタと甘い味に慣れきった消費者に「おいしい」と思ってもらうようにするには、果物は野菜よりもずっと化学肥料や防虫剤の使用度が多そうです。むずかしいんですね。


 某スーパーで売っていた梨と食べ比べてみましたが、朝日さんの梨はだんぜんおいしかったです。傷なしをわけていただき、ジャムにしてみました。


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 もともとが甘いので、ほんのちょっと甜菜糖を足しただけ、あとはレモン汁で、おいしいジャムになりました。うまいうまい・・・・

 普通にパンやヨーグルトに添えるほかに、この味は、ドレッシングや肉・魚料理のソースに混ぜるとおいしそうです。アルではタプロのあんかけに入れるかな。今日はカレーの隠し味にも使いました。

 コンポートもやまほど作り、そのまま冷やして食べたり、豆腐クリームをかけてみたり、タルトに入れたり。

 幸せだ・・・・・秋の幸せ。朝日さん、ありがとう.

18年前

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