<クズハ>
マドレーヌがピンチと書きましたら、あちこちから支援の手を伸ばしていただき、本当におかげさまで今日完売いたしました。職場で売ってくださった方、イベント会場に持っていってくださった方、おうちのおやつを多めに買ってくださった方。とにかく気にかけていただいて、ほんとうにありがとうございます。
実は「もやし」も60袋!余らせたんですが、これは「もやしづくし」メニューで乗り切りました。
ゆがいたもやしを、オリーブオイルとにんにくで炒め、だししょう油で炒め煮します。すると、おや不思議!!もやしだけなのに、ラーメンの味なのです。これにははまりました。4日間連続、昼も夜も「もやしラーメン」。でも最後の日にはさびしくなって、麺もいれた本物のラーメンにしました。
あっこシェフ、「21世紀はもやしですね!」なんのこっちゃ。でも安くて栄養もあるらしいので、確かに未来食かもしれませんね。
さあ、次はクッキーとリキッドコーヒーです。(まだあるんかい。はいあるんです・・・)
さて、明日から、金沢の映画館「シネモンド」で「here&there」という特集が始まります。
「六ヶ所村ラプソディー」は、原発で電気を作ったあとに出る核燃料を再処理する工場のある村を取材したもの。
先日の「虹の祭」で取材の記録を見ましたが、原発を建てる役割の建設会社の跡取り息子さんが、村のお祭りでバンドのボーカリストをやっている姿が、いまもときどき頭をちらつきます。「はじめてのチュウ~」 と嬉しはずかしで歌っていた。賛成派にも、反対派にも、毎日の暮らしがある。電気を使う私達は誰一人、この問題の部外者ではない、と感じさせるシーンでした。
監督の鎌仲さんは、まったく知られていない「低量被爆」の問題を追いかけて世界を飛び回ってきた方。前作の「ヒバクシャ」も、淡々とした中に鮮烈な問題を突きつけてくれました。この「ヒバクシャ」も、今回は上映されます。どうぞ、まだの方はご覧いただけませんか。そして一緒に考えていただけませんか?私達はこの低量被爆にどう向かい合えばいいんでしょう?
それから、もう一本、「ガーダ パレスチナの詩」もかかります。
これは、ひとりのパレスチナ女性が、古い慣習に反発していたのが、結婚や出産を経て、親や祖父母の世代に向き合いはじめ、失われたふるさとの歌や話を聞き集め始めるストーリー。長い時間かけて撮りためられた映像で、うつくしい「暮らしの詩」が前編にちりばめられているそうです。前にNEWS23で紹介されているのをみましたが、美しさの分悲しくて、悲しさの分うつくしいシーンの数々。観た人は 「誰かに話したくなる映画だ」と言っていました。
なんと明日は、このガーダの監督 古居さんも、六ヶ所村ラプソディーの鎌仲さんも、トークにいらっしゃるそう。
「Here & There ~六ヶ所村からパレスチナまで~」
http://www.cine-monde.com/news.html
「六ヶ所村ラプソディー」
http://www.rokkasho-rhapsody.com/
あす16日(土)
<香林坊109シネモンド>
10:10~「六ヶ所村ラプソディー」上映
12:15~ 鎌仲監督トーク
<NPOセンター>
16:00~
鎌仲ひとみ×古居みずえ対談 司会・土肥悦子
http://www.cine-monde.com/news.html
いきたいけど行けるかな。