スーパーサイズミー

<クズハ>

先週の日曜日、フェアトレードくらぶ「月いち勉強会」があり、「スーパーサイズミー」という映画を見ました。

「スーパーサイズ」は、ファーストフードの店で ドリンクやポテトなどのサイズの「特大」  Lサイズの上ですね。・・・英語では、これが動詞にもなって、「特大にする」という意味になるようで、つまり「私を特大サイズにしてみなさい」という意味のタイトルでした。

(Water ・・ 水、が、名詞なだけでなくて「水をやる」という動詞にもなる。おもしろいですね。South ・・南、が、「南下する」という動詞になるのもおもしろいですねえ~)

で、映画は、「マクドナルドを食べ続けたから肥満になった」と、マックを訴えた少女たちがいたことを発端に、監督自身が「マクドナルドだけを30日間食べ続けて、その結果を調べるというドキュメンタリー。

なんでも少女たちの裁判では「ファストフードと健康の因果関係がはっきりと証明されない」ということを理由に敗訴したらしいので、じゃあ証明されたらどうなんだろう、ということなのです。

マイケルムーアが若くなってかっこ良くなったような監督が、画面で、来る日も来る日もマックを食べ続ける。笑いっぱなしの映画でした。

人に話したくなるエピソードがつまっているんだけど、今から見る方にネタばれになっちゃうから書けない!

でもひとつだけ。

アメリカでは、学校の給食に民間の業者が委託で入っていることが多いようで、ものすごい食事を出してるんです。それこそフライドポテトにスナック菓子にペプシ・・・ で、とある学校で、ジュースの自動販売機を撤去して水だけにして、給食も 有機野菜を手で調理する業者に変えたところ、「問題行動」が影をひそめたという報告が。ここ、そもそも「非行少年」「問題行動」な子どもたちのための公立校なんですが、学校の中がとても落ち着いていて、「問題児にはみえないでしょう?」と校長先生が嬉しそうにおっしゃっていました。

これ、わかるなあ。改装工事中、スケジュールがハードなのに、体がやたら元気で、アッコさんがつくるまかない食のおかげだよね と スタッフ全員体感してましたもん。食べ物って ほんとうに大事なんだね。

いま、「掃除道」という本を読んでいて、毎日会社や学校をぴかぴかに掃除することで、会社なら赤字や不良品率がなくなり、学校なら子どもたちが変わっていく、という話なんですが、「掃除に学ぶ会」という会の方たちが歌舞伎町を掃除したら、年間の犯罪発生率が半減したというレポートが。

細部に神は宿りたもう、のかもしれませんねえ。

そうそう、

映画には 毎食3個、一日計9個ビックマックを食べる人も出てくるんですが、彼はすっごく元気で幸せそうなんです。とことん好きならカロリーも栄養もなにも、カンケイなくなるってことかな?

20年前

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