原さん@ヨルダン

<クズハ>

娘の誕生日に寄せてコメントをいただいて、本当にありがとうございます。

店のクリスマスディスプレイに使う予定の電飾を、店長が飾り付けてくれて、キラキラのなかでお誕生会をしました!アッコちゃんがギターで「あかり おめでとう」の歌を作って歌ってくれ・・・不思議そうに聞き入りながら、幼心にしっかり受け止めている様子が印象的でした。

パーティーの料理はハハの私がしたのですが、何を食べても「これいいねえ、使えるね」と、デリの料理研究になっている私たち一同でした。

お誕生つながりで・・・

日本国際ボランティアセンター(JVC)というNGOから、毎年カレンダーを仕入れています。すばらしいカレンダーで、何年も使い続けているお客様も多いのですが、

そこのスタッフで、原さんという方が、ヨルダンからの便りをブログにつづっています。

http://rep-eye.cocolog-nifty.com/iraq02/

原さんは、あるメーリングリストでもご一緒していて、そこにもときどきイラクの様子など知らせてくださいます。

読んでると、ヨルダンにもイラクにも、普通の人たちが暮らしてるんだなあ・・・と思いますね。当たり前すぎる感想ですみません。でも、なんだか、TVの中にだけある国みたいに思えることないですか?

昨日の報道ステーションで、ヨルダンのテロ事件に関して、「この半年 世界でおきたさまざまなテロ事件」をリストアップしていて、「テロには強い怒りをぶつけなくてはいけません」とコメントされていました。テロっていうのは「無差別殺人」のことなのだとしたら、アメリカ軍がイラクで空から爆弾を落としたのは あれはどうしたってテロだったよね!! 今やっている「鉄のカーテン」とかいう「掃討作戦」だってそうだよね?だって無差別だもの。あのリストはおかしいよ・・・

で、どうして「原さんのブログ」が「お誕生つながり」なのかというと、

私の父方の曾祖母のお兄さんが、作家さんで、金沢の「四高」に在籍していたころ、あの反骨のジャーナリストとして名高い「桐生悠々」と同級生だったそうなのですが、卒業してからもお互いの家を訪ねたりして交流がつづいていたそうなのです。そのことが書かれている文献を、私の父が図書館で見つけてきて、「むつみ、見てみい、あの桐生悠々と、卒業後も親しくしとったそうや」と興奮して語るのです。父は、桐生悠々に 以前から感心していたので、自分の血縁と交流があったことがとてもうれしかったようなのです。

で、ヨルダンでイラクの子どもたちの医療支援などに携わっていらっしゃる原さんは、その桐生悠々のご子孫でいらっしゃいます。

原さんのことを父に話したら、「それは立派や」と、またまた非常にうれしそうでした。

私の「曾祖母の兄」と、原さんのお祖父様が、若いころに下宿を訪ねあったりしていたころ、どんな話をしていたのでしょうかね。まさか、何十年かの後に、血をひくものたちの人生が、ほんのわずかでも交差するとは、思いもしなかったでしょうね。

いまブログを読んでくださっているあなた、あなたのご子孫と、わたしの血縁が、たとえば100年後、一緒にお仕事したり、何か語り合ったり、もしかしたら恋をしたり、・・・・ご縁って不思議。

子どもたちに、子孫に、世界を味わいつくしてほしいと思いますね。「テロとの戦い」の業火が世界を焼き尽くしてしまわないようにと、祈り、動いていかなくちゃ、と思うのでした。熱くなって、夜遅くなってしまいました・・・・・・・

20年前

2 コメント

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    りょうこさんとこのゆいちゃんとうちの娘は、前世で姉妹だったのかもしれないねえ。

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