＜クズハ＞

りんごとなし農家の黒田さんがご来店。お願いしてあった「傷りんご」を、配達してきてくださったのです。

箱にいっぱいのりんご。どこが「傷」なんだかわからないくらいキレイなものも多くて、改めて日本の市場って厳しすぎ！と思いました。

黒田さんは、そのりんごに、「いつもは人にあげたりしてるやつだから」と、ほとんどタダのような値段しかつけてくださらなくて、そんなわけにはいかないのでもうちょっとまともな値段つけてください、と押し問答。

りんごをどんなふうに料理してお出ししているかをお見せしたく、今日はコンポートを食べていただくことに。

一口食べて、「うわっ。これどうやって作るん？」と、お買い物中のお客様が何事かと振り向くくらいの声でリアクションしてくれた黒田さん。

「ただ煮ただけです、水もお砂糖も入れずに」「えーーーーっ。・・・・・・・・・・・・わしら、作り方はしっとっても、こんなやり方（料理）しらんから・・・丸かじりしかせんから。そこら中にありすぎて普段はりんごに見向きもしんし・・・」

１１月にはりんご畑を見せてもらう約束をしました。松任の、国道８号線沿いにある「ナナオ」という会社の近くだそうです。

黒田さんが帰ったあと、ぐっちがぽつり。「黒田さんのお顔って、りんごっぽいですよね」　　うんうん、確かにそうだ。にこにこのりんご顔。