<クズハ>
朝の4時半。
「かあさん!」と呼ぶ娘(3歳)の声で起こされた。
横を見ると、熟睡中の娘。寝言か・・・と私も寝ようとしたそのとき、
「キリンさんって、カンガルーなんだよね。」(娘3歳)
「うん。」(息子1歳)
・・・みごとな寝言の応酬でした。
そのまま眠れなくなり 昨日の出来事を思い出しブログを書いています。
昨日、3ヶ月前に他界した母の 元の職場を訪ねてきました。
市内の養護施設です。いろんな事情で親元で暮らせない子どもたちがいます。
院長先生が話してくれたことには、
こどもたちは、18歳になると施設を出るのですが
その際の支度には、国からの支援があるわけではないので、
たとえば就職に必要な車の免許や、アパートの敷金など
自分でおこづかいを貯めて準備していくしかないそうです。
「ここの子どもたちにとって、
自立のためには、
親(の存在)を捨てるか、乗り越えるか、
自分の中にとりこむか・・・いずれにしても
とても大きな仕事です」
「でも子どもたちは明るいし強いですよ。
職員のほうがよっぽどハッパかけられてます。
自分で選んだ仕事なのに、職員のほうは泣き言いったりしますからね」
私もそうだ。自分で選んでいるのに
改装にかかる ちょっとぐらいの借金に
あれこれ心を煩わせたりして。
母は、両親を戦争でなくしているので
やはり孤児でした。
そのせいもあってか、仕事場ではこどもたちに
愛情をそそいでいたそうです。
担当した子どもが手元を離れるときには
一日中ないたりしていたそうです。
私にはとてもきびしく、親子としてはタフな思い出の多い母だったので
そんな一面を聞かされて昨日は驚きでした。
私のこどもたちは、
どんなふうに 私(と夫)を支えとし、壁とし
そしていつかどんなふうに捨てていくんだろうか・・・・?
カテゴリー: 日々のひとり言
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特にドラマチックなこともなく、
捨てられてしまいました、うちの場合
(T_T)
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それが一番いいんじゃないのですか?・・・わかんないけど・・ちなみにいつごろ捨てられるのでしょうか~ 中学生ごろ?それとも20歳すぎ?
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未だに両親が子離れしてくれませ~ん(^^;)
やっぱりどこの家庭でも末っ子ってこうなんでしょうか(苦笑)
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中学生3年生くらいで捨てられたような気がします。男の子のほうは高三ぐらいだったかなあと思います。
まあ捨てられるというより、糸が切れるって感じですけど。
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”父親と息子の会話は不毛なものと相場が決まっている”とは何かの小説のセリフだけど、そうでもない。二人の息子の着古しがおやじに回るようになったころが、それぞれが「離陸した」ころだったかもしれぬ。
自分は地上に降りて、子どもの飛翔を眺めているってところかな。
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地上から飛翔を眺める、か~~。ステキな表現ですね。今の私はじゃあなんだろう?2人抱えて、這いずり回っているように感じることもあれば、今が人生の華だと思うこともアル。
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私は、親離れ早かったような 一緒に住んでいるときは、いじっかしくて、あんまり相手にしなかったけど、結婚して、離れて暮らすようになってから、前より仲良くなりました 互いの距離って近すぎても、遠すぎてもうまくいかないんですよね 人間関係って難しい