「大地の再生」杜の園芸・矢野さんとの庭づくり

<むつみ>

杜の園芸・矢野さんが、今日、来てくださいました。

これで、3回目。
新店舗の庭づくりを相談しています。

わざわざ、山梨から!!!
なんども来ていただくことになるとは!!!

こんなご縁をいただけるなんて、まあ。

矢野さんとの出会いは・・・
お友達の農家・越田くんの紹介でした。
日本全国で、「大地を再生」してまわっている庭師さんがいると。

 

「大地の再生」「矢野」で検索すると、

いっぱい出てくる。

木がなぜか枯れてしまったり
作物の育ちがわるい場所があって

そこに矢野さんがちょちょっと手を入れると

木が枯れなくなり、

作物の収量が急に増えたりするという。

 

それも、ほんのちょちょっと、溝を掘ったり

穴を開けたりするだけで、環境がかわる。

 

不思議に思っていました。

 

実際にお会いして聞いてみると

「土も有機物です」

「空気が通らなくなると、土も水も腐ります」

「コンクリートでふさいでしまった土地に

すこし風穴をあけるだけで酸素が通り

どろどろに腐って嫌なガスを出していた土が、蘇って

力を取り戻していく」

 

という、とってもシンプルな話でした。

 

土も有機物である。

 

当たり前の話!!!

でもそこをコンクリでがっちり覆ってしまい

中が腐っていくことに、気がつかなかった。

目からウロコでした。

 

で、今の店の外構の設計・施工をお願いすることに。

今日は、こんなプランを持ってきてくださいました。

 


水色で塗ってあるところが「水脈」をつくるところ。

 

あらかじめ、地面の下に、水の通り道を設計しておく。

地面の下を水が流れていれば

そのうえの空気はその水脈に沿って(つられて?)動く。

汚泥が滞って土が腐ることも、ない。

 

空気がよどみなく動くことで

いろんなものが流れていく、常に気持ちよく過ごせる空間になるという理屈。

たしかに、河原とか、いつも気持ちいいですもんね。


水脈を設計し、

そこに木を植えると

水脈と木が、お互いを生かし合う関係になるのだそうです。

 

土地の高低差もつけて多様性をつくり

植物にも小動物にも居やすい空間にする。

 

そうすると人間にも居心地の良い空気感の場所になるそうです。

 

 

矢野さんのお話は、聞いたことのないことばっかりだけど

言われてみれば、そりゃそうだ、

リクツやわあ〜〜〜と思うことばっかり。

 

矢野さんが来てくださっての「水脈工事」

参加者さんを募集しての、講座形式でやることになりました。

3月31日・4月1日・4月2日の3日間に決めました!

限定30人。費用など詳細は未定ですが

ご興味ある方、ご予定を空けておいてくださいね。

お問い合わせは076-246-0617 アルまでどうぞ

ftc@k2.dion.ne.jp でもお受けしますよー

7年前

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