<むつみ>
いいタイミングで、朝晩が冷え込んでまいりました❤
11月3日(祝)から「ネパール応援・ニットフェア」を始めるのに
ベストタイミング〜
手編みのあたたかさは、機械編みとはとても比べられません。
「冬に味わう手編みのあたたかさは、おいしいごちそうに匹敵するね」
とは、私の友人の名言ですが
まさに、「あたたかい」って、なんてすてきなことなんでしょ
今回は、ネパール応援フェアです
編んでいるのはネパールの女子たち
ご存知のとおり、ネパールは春に大地震を経験して
国の存続がかかるほどの大変な状況に。
この動画。
これ、なんの行列でしょうかーー
https://www.facebook.com/sisam.jp/videos/970770052974652/
京都のフェアトレード会社「シサム工房」の佐竹さんが
撮ってきた動画。
10月5日のFBページにあった説明より
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ネパールでは、少し前からインドとの物資搬入経路の国境
インドからの物流がストップしてしまったことで、
ガソリン、灯油、医薬品、食料などの不足が深刻化してい
特にガソリン不足は深刻で、
ガソリンスタンドには長蛇の列が!!!
この動画は、そのガソリンスタンドに並んでいる列です!
縫製工場へ出勤する際に撮影。
途中途切れてしまっていますが、同じ行列で
撮影したのはほんの一部でこの倍以上は列が続いているそ
並んでいる車は徹夜して給油をするそうです・・・
(転送ここまで)
あんなに大きな地震があったのに
必需品のガソリンを止めるなんて。
非人道的すぎません??もーー
むずかしい政治的な事情があるそうですが、
地震の被害をうけた中で、一生懸命つくってくださった
来年の春夏のための品が
「ガソリンがない」なんていう理由で、日本にとどかないなんて。
インドの皆さん! (←12億人をざっくりまとめすぎ?)
大国が小国をいじめるのは、どうぞやめてください。
「地震の直後よりも、今の方が、
ずっとひどい状況」との声もありました。
写真は、地震の後、ニット職業訓練校のカタギさんが、
壊れた生産者さんの家を見回っているところ。
カタギさんは昔、金沢に講演に来てくださったこともある・・・
あれは15年くらいまえ?
覚えていらっしゃる方?
家だけでなくて、道路もインフラも壊れてしまい
村ごと避難して、他の地域に住み着いている方達も
たくさんいらっしゃるそうです。
でも、最近では、
「ここに住むなら土地代を払え」と言われ
仕事もないので途方にくれている、というケースがあるとか。
最近、「封鎖は解かれた」という情報もあります。
編み物は、毛糸と棒さえあれば、
あとは技術と連携プレーで、どこにいてもお仕事ができます。
3日からの「ネパール応援ニットフェア」を前に、
もういっぱい、届いてます。
お茶とお菓子もご用意してます。
3Fのたたみのお部屋でごゆっくり。
お待ちしています!
この記事の、現地の写真は、
すべてシサム工房さんからお借りしました。
こんな情報もいただいています
↓
◆最後に現在ネパールで起こっている深刻な事態についての情報です 。 【インド国境封鎖の影響について】 人見が10月頭にネパールを訪れた時、 インドとの国境が封鎖され、 ガスや石油が入ってこない状況が続いていました。 理由は9月20日制定の7年ぶりの憲法に、 インドが非公式に圧力をかけている事です。 そもそもは辺境の少数民族が自民族の権利の主張でデモやストライ キ決行が引き金だという事です。 国境での闘争で50余名の死者も出たそうです。 ガソリンがないので移動困難が続き、 生産はもとより市民生活に多大な影響が出ている 状況でした。バスの数も激減、みなバスの屋上にも載って、 乗車率200%状態の危険運転。 近づくダサイン(ネパールで一番のお祭り)の帰省や、 ご馳走の料理すら用意できないような 危うい状況でした。 ネパールの人たちにとっては「地震よりひどい状況」 となげている方も沢山おられるようです。
シサム工房山本さん、いつもありがとうございます!
石川県野々市市のフェアトレード専門店
「コミュニティトレードアル」小浦むつみでした。